6月20日(木)、山口県周南市の、(株)はつももぢ、さんの地酒「特別純米酒 原田」を呑む。周南市飯島町なので、徳山市、と言ってもらった方が新幹線の駅もあってわかりやすく、これも、平成の大合併で、新南陽市などの周辺市町を吸収合併して、一般的で平凡な地名になってしまったがゆえの弊害だ。ともあれ、地元の山田錦を60%精米した、この特別純米酒を呑む。1,550円+税。ただし、こちらも、山口県の産業振興予算で550円引き。ありがたや。


アテは、鯨のベーコン、そして、下関市の林兼産業の「黒豚入りソーセージ」。どちらも、濃い系統のアテだけれど、この濃い特別純米酒がよく合う。「原田」。旨味、酸味がつよく、ジューシー。それでいて、あと口、米の旨味がしっかりと残る。いい純米酒だな。


こちらが、裏ラベル。このソーセージは、黒豚28%だけでなく、島とうがらしも0.6%配合で、ピリリと辛くて、純米酒が進む。


山口の地酒、練り物でいただこう。今夜も、佐竹秋田県知事のおかげで入手しやすくなった、愛媛県八幡浜のじゃこ天。この純米酒には、揚げ直して、旨味アップしたじゃこ天がいいな。


そして、山口県の地酒には、ちくわと、かまぼこ。最近、「紅麹」の「健康被害事件」を背景に、原料としての「紅麹」を排除する動きがある。あの事件は、小林製薬のサプリ製造過程での衛生管理がなっていないのであって、紅麹そのものが悪いのではないが、世の中、こうなると、「かかわりたくない」「風評被害がいや」ってなもので、赤い蒲鉾の着色料から排除する動きが各メーカーで進んだ。


このかまぼこは、「ラック」という色素を使っている。さほど悪い色ではないけれど、トマト色素をつかって、くすんだ色に仕上げているメーカーもあり、あれば不味そうだ。むしろ、籠清かまぼこさんのように、しっかり品質管理をして、鮮やかな紅麹の色の紅かまぼこを出荷しているのを買いたいな、と思う。(今日は、予算の関係で、このラック着色の安いかまぼこ)


山口県には関係ないけれど、ごま豆腐で、残りの原田、を飲み干してしまう。


食後の甘味は、皮にはちみつ、中はあんこたっぷり、うさぎやのどら焼き。静岡、島田阪本の手摘み新茶でいただく。


酔っ払うと、食べすぎる。記憶はないが、記録になるので、カカオ73%のチョコレートも1枚、完食したようだ。オオトラ暁を覚えず。 ともあれ、ごちそうさまでした。