6月7日(金)。久しぶりに、しぞーか、焼津の地酒「雄町53 磯自慢 特別純米」を呑む。岡山県、旧赤坂町の、赤磐雄町を53%まで磨いた、贅沢な特別純米種。日本酒度は+3〜5、酸度1.2、と、淡麗やや辛口のスペック。


まずは、焼津港で揚がりそうな魚で呑む。カツオはタタキで。まぐろはネギトロで。なお、このカツオのたたきは、しぞーか産だそうだ。焼津の磯自慢特別純米を合わせてみよう。


ハイスペックな特別純米だけあり、淡麗で、しっかりした辛口味ながら、さすが、本場の赤磐雄町を贅沢に磨いただけあり。香りよく上品な味わいだなと思う。こいつはスイスイ呑めてしまうな。


さて、焼津の酒には、しぞーかおでんにも必ず入る「黒はんぺん」といきたいが、近所にしぞーかショップがないので、佐竹秋田県知事推奨の、愛媛の「じゃこ天」で代用する。ちくわの磯辺揚げも追加だ。この練り物にも、切れ味良い「磯自慢」は、しっかり合わせてくれる。


そして、静岡県西部にはなるけれど、浜松餃子。今夜は、マルマツのニラ餃子にした。磯自慢で合わせる。ひき肉の脂味も、スパッと切り裂く淡麗さ。この磯自慢は、オールマイティだな。


最後の魚は、しぞーかとは関係ないかな。真鯵の開き。天日干し。この、脂の味わい豊かな魚を炙って、磯自慢で流す。これも、いい組み合わせだな。


〆の飯がわりには、じゃがバター。そう、静岡県浜松市は餃子が有名だけれど、その北方の三方原は、じゃがいもの名産地だ。この、じゃがバターで、「磯自慢」完飲。


食後は、久しぶりに、鎌倉紅谷の「クルミッ子」と「あじさい」を、いただこうと思う。


最近、誰が流行らせたのか知らないし、迷惑なおとであるけれど、デパートでクルミッ子だけ買う人が行列になっている事が多い。たまたま自分は、この「あじさい」が「クルミッ子」に負けず劣らず好きなので、この2種類のセットを買っている。これは、クルミッ子の購入行列が終わって完売になってもしばらく残っている事が多い詰め合わせ。これなら、並ばずに買える日がある。今、ちょうど、あじさいの季節でもあるので、むしろこのセットは歓迎だ。くるみと水飴バターの組み合わせも旨いが、アーモンドと練乳の組み合わせも、濃厚で旨味ゆたかな事では負けていない。この2種類を、コーヒー、マンデリンでいただこう。


合わせて、青砥の「あんこ天米」をいただく。この甘じょっぱいアンコも、お酒の後に良い。