今日の、NHK チコちゃんに叱られる は、横断歩道で聞こえる音が鳥の声になったのは何故? 聴覚障害者に方角や距離まで伝える意味があったようだけれど、他にも、鳥の声が使われているものが。


これ。「音」を押すと、沢のせせらぎの音がして、「音消し」に役立つ、あれ。「音姫」なんて商品名のものもあったかな。で、沢のせせらぎだけで良いはずなのに、鳥のさえずりを混ぜている商品も。たまに朝入るお手洗いにもついている。


説明掲示にだって、「水の流れる音がする」と買いてあるだけで、「鳥の声が楽しめる」とは書いていない。でも、森の小川のせせらぎで、周囲には小鳥が遊び、さえずる、という光景を思い描いてもらって、安らいだ気持ちになって欲しい」ということかなと思う。が、実際には、所詮、電子音声であり、よく聞いていると、日本語に聞こえるような鳥の声のものもある。(全部ではなく、たまに、そう聞こえる)。たまに入る、一番目の個室のそれは、同じ音声が繰り返されるその鳥の「ワンフレーズ」が、「いす たんとぅ つくる」と聞こえ、一度どう聞こえると、最後まで、そのようにしか聞こえない。(二番目以遠の個室は、そう聞こえない)

We make many chairs. (いすを沢山つくる) とも、make  chairs & knives. (椅子や短刀をつくる)とも聞こえ、そう聞こえると、もはやそのようにしか聞こえない。もともとは、森の中の、小川と小鳥に囲まれた落ち着いた雰囲気を醸し出すための「小鳥の声」なのだろうけれど、電子音声の出来がよろしくないがゆえに、ちょっと変な人が、そういったことをエンドレスにつぶやいているようにしか聞こえなくなっているので、あまり目的に適合していない鳥の声もどき、になっているなと思う。水の流れる音だけで良かったのにな。惜しい商品だな、と思う。「いちどそう聞こえたら、そのようにしか聞こえない」音(語学が苦手だった生徒時代、洋楽でそんなフレーズがあったな、と思う)って、ありますね。