2024年4月14日(日)、快晴。横浜線小机駅近くにあった、太田道灌の時代のお城の址で、毎年開催されている「小机城址まつり」をのぞいてみた。そういえば、27年前、お城を覗いた帰りに、「純米酒 小机城址」というのを駅前の酒屋さんで買って、家で呑んだっけなぁ。ラベルは小机城だけれど、山梨県塩山市の、今はなき 富士発酵工業さんに醸してもらっていたお酒なので、今は見かけない。


こういったラベルのお酒が復活販売されたら、また買って呑んでみたいな。今日は、小机城址におじゃましたので、なつかしいラベルを久しぶりに眺めて懐かしんだ。


さて、小机城址まつり。隊伍の編成の前の方に鉄砲隊がいて、スタートの三会寺で数発放ち(もちろん、鉛玉なしの空砲)、小机駅前の商店街通りで放ち、その先、小机辻で曲がる前の農協の手前で放ち、小机城址公園 市民の森、本丸後に集合する。

ここで、大勢のギャラリーの前で4回目の放銃。楽しい時代祭りだ。最後に、記念写真の前に戻ってきた時に、鉄砲隊の中のおひとりの銃が暴発したのもご愛嬌。みな、びっくり、本人もびっくりだったけれど、空砲なので、むしろ「アンコール」を聞いてもらったようなありがたい一発だったな。


地元のみなさんで編成された、城主 笠原越前守 隊の一同で記念撮影をしているところ。


その、右手に、ちょっと、葉っぱが出かかった桜の木がある。その下に、ちょっとベンチがあるので、そこで軽く一杯、枡酒を飲って引き上げることに。桜が咲いていると、いかなる環境でも、ちょっとだけで佳いから日本酒を呑まずにはいられないところがいけないな。(周囲に大勢いるので、ごちそうや酒瓶を並べている写真は、なし。ここでは、城主さまより美味そうに酒を呑んではいけないのだ。)


城址の麓の金剛寺会場の模擬店で、冷えたビールでも呑もうかと思ったけれど、正午すぎにはアテになりそうな焼きそばが売り切れ。おにぎり、パンも品薄。お天気がいいし、コロナ明けで、大勢集まっているからなぁ。で、駅前会場に戻って模擬店を見たけれど、すぐ買えるのは、お菓子屋さんのお菓子くらい。これも、お酒には合わないので、やめ。本丸でお酒だけ呑んでおしまい、だったな。ところで、小机駅前バス通りに出たところに、こんな気になるお店が。「ダイニング・バー」をもじった「婆chan」。何歳のおかみがやっているのか、気になる店だな。もっとも、まだお昼なので、ここでも呑めない。


家に帰って、空きっ腹に沁み渡ったお酒を、コーヒー マンデリンで薄めました。お菓子は「根釧バターサンド 至福のプレーン」。今日は、小机城址で、お昼の花見・武者見だったから、陽に焼けたなぁ。