4月2日(火)。花見5連投になるけれど、明日が100%雨なので、今夜も呑む。山口県小野田市の厚狭。永山酒造さんの地酒「純米吟醸新酒 花より山猿」。山口県産山田錦を55%精米して醸したお酒。1,500円+税。


2日の咲き進み。やはり、葉っぱもちょっと伸びすすむ。


花があり、これから開くつぼみも残っているのに、緑色の葉っぱも散見されるのが、今年の特徴だろうか。こんな状況だと、例年の、「花見後半戦 葉桜」と同じなので、夜桜が相応しい。


まずは、本マグロの中トロ、赤身などの、旨味のゆたかな刺身で始めよう。お酒も、この山猿は、甘味・旨味が強いタイプなので、自己主張は負けていないな。


時折、桜の花を見上げながら呑む「花より山猿」。いや、花も佳いなと思う。


イカ・タコ・えびの、淡白な味わいの刺身をアテに呑むと、一層、この酒の甘さ・旨味が強く感じられる。


そして、握り寿司。いくら・穴子・つぶ貝も旨いけれど、やはり、本マグロ中トロや赤身の厚切りが乗っていると、酒も進むというもの。


そして、てんぷら盛り合わせ。2人前を、ひとりでやっつける。脂っこいアテだけれど、山猿の、味わい深い旨味・甘味で、流し去る。


また咲き進んだように見える桜を仰ぎ見ながら、天ぷら完食、「花より山猿」完飲。撤収。


帰宅後のコーヒー、マンデリン。甘味は、山口県柳井市、あさひ製菓の「月でひろった卵」が良いのだろうけれど、今日は、隣県の広島の「瀬戸田レモンケーキ」をいただく。


翌、4月3日(水)。予報通り、午後から夜にかけて、ずっと雨。こんな日は、室内で呑んでも仕方がないので、帰り道に、桜の花だけのぞいて来て、珍しく休肝日。甘味は、山梨県の、バターの味わいゆたかな濃厚フィナンシェ。


夜桜花見が出来なかったので、勝沼・塩山あたりの桜の風景を背景に、フィナンシェと、紅茶 ダージリンをいただきました。 明日は、夜桜、にわか雨、通り雨に降られずに呑めるだろうか。 続く。