3月10日(日)。富山市、吉乃友酒造さんの地酒、「よしのとも 純(純米酒)」を呑む。北陸スタンダードの、五百万石を65%精米して醸した、普通純米酒だ。酒米とは関係ないけれど、地鉄(富山地方鉄道)には「五百石」という駅があったな。


今夜のメインは、ぶりしゃぶ。ちょっとだけ熱湯にくぐらせて、ソフトなうちに、酒のアテにいただこう。で、よしのとも、この純米は、やや辛口で、キレがある。そして、あとから五百万石のお米の旨みがじわりと感じられる。そして、わずかな苦味が、味に奥行きを与えている。お燗好きにも良さそうだけれど、冷酒派の私は、よく冷やしていただく。


今日は、ホタルイカからいただこう。そして、ますのすしがないので、サーモンサラダも合わせる。吉乃友は、地味だけれど、昔ながらの酒が好き、という酒呑みオヤジのための純米酒だ、と思う。1,270円+税。


そして、ぶりしゃぶへ。本当は、氷見の寒ぶりで、この「有磯曙 大漁旗ラベル」を飲るのが一番なのだろうけれど、予算の関係で、鰤しゃぶに、大衆価格の酒を合わせる。


ここで、メインの「ぶりしゃぶ」にする。富山の地酒には、やはり、ブリが合うなぁ。


さて、珍味セット。「いか黒作り」「ほたるいか粕漬」。幾晩か、アテにつまんで来たが、今夜で完食。そして、今日は、おつまみの乾燥魚を開ける。しろえびの素干しは、さっぱりした味わい。げんげ塩バジルは、それほどバジルが効いていない感じで、干したタラのような感じ。これは、干してしまっては勿体無い魚だな。煮付けか、揚げものの方が美味いと思う。


それらをつまみながら、よしのとも、を完飲。そして、富山と無関係だけれど、北海道・旭川の「蔵生 チーズ味」を食す。チョコ味よりも酒に合いそうだと思ったけれど、ちょっと甘すぎかな。が、辛口でキレの佳い「よしのとも」の方が、一歩、歩み寄ってくれているように思う。


酔い覚ましの紅茶。杉下右京の相棒カップに、ダージリンを注ぐ。高い位置ではなく、通常の高度から注ぐ。食後の甘味は、北陸、隣県の石川県金沢市から。清香室町の、「金澤 和しょこら」。その、「塩キャラメル」味をいただく。


そして、今夜の免罪符。森永トリプルヨーグルト。こんなものを追加で食べていないで、その辺を走って来た方が健康的なのだろうなぁ、と思う。今日も美味しくいただきました。ごちそうさまでした。