2月7日(水)。今夜も、秋田県の地酒でカンパイ。八峰町(はっぽうちょう)は、秋田県能代市の北隣。五能線が走っている。もう少しいけば、青森県深浦町になる、県境の町だ。その、八森の街にある、山本酒造店さんの地酒、白瀑の、純米吟醸酒「白神のめぐみ」を呑む。白神産地のふもとの蔵だけあり、白神天然湧水仕込みだ。


まずは、まいたけ天ぷら、そして、佐竹秋田県知事の失言ですっかり有名になって、今や秋田の地酒とのマリアージュもいい、なんて言われている、愛媛県名産のじゃこ天を揚げてアテに。今日のも、八幡浜の製品。


で、「純米吟醸 白神のめぐみ」。日本酒度±0、酸度1.5というので、甘酸っぱい感じのスペックかなと思い、呑んでみる。確かに、甘味と酸味のバランスが良く、フルーティーさもある、いいお酒だな。で、ちょっとビターな後口も、特徴的。


前回の五能線は、旧型気動車の鈍行で乗り通したけれど、今回は、五所川原から、東能代経由秋田駅まで、リゾートしらかみに乗ってきた。もちろん、酒蔵のある八峰町八森も、通ってきた。その車内呑み鉄を思い出しながら、家で呑む。


その時、その前に2往復乗った、津軽鉄道「ストーブ列車」の車内の、アテンダントさん手焼き、するめが余っている。(2往復で3回も買ったので、買いすぎだな)先日、グリルで直火焼きしてアテにしたが、ちょっとやけすぎるので、今日は、レンチンでいただく。顎が鍛えられるけれど、白神のめぐみ、のも合うな。


さらに、北洋の肴で呑み続ける。北海道産の真鱈のフライ。タルタルがけをアテに、さらに呑む。だいぶ、毒が回ってきた。


際限なく腹が減ったように感じる酔っ払い。もう5切れ、揚げる。まだまだ呑む。甘酸っぱさと、ちょっとビターな感じが、脂っこい食材にも負けない。


これでもかの、真鱈。最後は、フライよりは多少さっぱりと、バター胡椒焼きでアテに。おれも、旨いな。


食後の甘味は、五能線沿線地酒に合わせ、青森県弘前市の、ラグノオささきのお菓子。「森のマドレーヌ りんご」。これ、なかなか旨いな。秋田県羽後町の、若がえりまんじゅう シリーズまでは、食べられず。コーヒー マンデリンでいただきました。地酒もコーヒーで薄まった。ごちそうさまでした。