2月3日(土)。今夜は、本まぐろづくし。中トロ、赤身、そしてネギトロ用。合わせるのは、焼津港も近い「磯自慢」がベストだろうけれど、在庫がないので、今夜は、静岡県掛川市に編入された、高天神城近くの地酒、開運。おめでたいラベルや包装がお正月に似つかわしいお酒だけれど、節分になってしまった今夜、呑む。


本マグロの赤身。これはもう、日本酒しかないな。厚切りはそのまま。薄切りは、アボカドのスライスなどをのせてアテに。


お酒は、土井酒造場さんの「開運」。今日は、雄山錦純米酒。日本酒度は、その都度変動するのかな。スタンプで、「+3」とある。酸度は1.5。「ふつう」という感じのスペックだ。精米歩合は60%。1,390円+税。呑んでみると、旨辛口、というのかな。ちょうどよい辛さで、バランスが良い。少しビターかな。20年ほど前、静岡の料亭、浮月楼で、この開運の大吟醸「波瀬正吉」というのを呑んで、旨かったな、などという記憶が蘇る。


さて、マグロの王様、本マグロの中でも、旨み抜群の中トロ。赤みでも十分な脂のうまみがあったが、こちらはとろける美味さだ。ちょい辛の、雄山錦の特別純米酒が、ちょど良い。今日は

珍しく、魚が主役、お酒は引き立て役。こんな時のお酒は、あまり高級なのより純米系で締まった味わいのやつが良い。いいチョイスだったな。


ちょっとスジが入ってはいるが、まあ、文句なしだな。


開運が、スイスイ進む。


さて、まだまだ。ネギトロ巻き用の、本マグロのタタキもある。今日は「節分」。マグロを手で巻いて、丸カブリで、かじりつこう。


どんぶり1杯。結構な量だ。いい節分になるな。ダルマのラベルも「福はうち」という感じで佳い。


その前に、静岡の「黒ハンペン」で呑みたいけれど、在庫がないので、佐竹秋田県知事の失言で有名になった、愛媛県八幡浜の「じゃこ天」。そして、掛川からほど近い、うずらの大産地、豊橋市のうずら卵入りの練り物で、この「開運 特別純米」を呑む。


で、節分らしく、ネギトロ巻きをつくる。


細いのを1本、かじる。今年の恵方は、東北東。茨城の方だな。そいえば、去年は、茨城県の地酒をよく呑んだ。


もう一丁、つくる。


ネギトロ巻き、細いので、2本かじる。


そして、豆まき。木升に入れた大豆をつまみながら、ダルマ・ラベルの開運 特別純米をいただく。

佳き節分だったな。


さて、本マグロ、明らかに食べ過ぎ。暴飲暴食の後は、「サルでもする反省のポーズ」。森永トリプルヨーグルト「血圧 血糖値 中性脂肪」。今更何を、お前はすでに死んでいる、と言われそうだけれど、今夜も、気休めの免罪符。 ごちそうさまでした。