1/10 am1;28〜 初編では東北新幹線だった 眞島秀和さんの #居酒屋新幹線 が、第二編で復活。今回は、北陸・上越編。北陸新幹線は、3月のダイヤ改正で福井延伸がなされるので、この続編OAには、その方向へスポットライトをあてる狙いもあったと思うが、今回の 令和六年能登半島地震 で、行楽ムードに少し水をさされた感じだ。北陸新幹線のグランクラスの供食・お酒の提供も中止しているという。東北編ではコロナが、北陸編では能登地震が、ちょっと妨害している感じだけれど、そこは構うものか。被災地に冷やかしにいくのではなく、都市部まで観光に行き、地産地消、地酒を飲みに行くのが悪いはずがない。もう少し落ち着いたら、北陸阿房列車を運行したいと思うが、とりあえず、今夜は、番組OAに合わせて、自宅呑み。


ともあれ、金沢。酒豪英文学者であり、吉田茂元首相の長男、吉田健一氏が好んで呑みに行った街でもあるが、私は小市民なので、料亭で呑む身分ではない。が、香林坊の小料理屋で何度か呑んだことがあるが、やはり、「治部煮」と、「ごりの唐揚げ」だよな。今日は、治部煮をひと鍋つくったので、こいつをメインに呑む。片栗粉をまぶした鴨肉(予算の関係で今日は鶏肉)を放り込んで、煮えたつと、片栗粉成分が効いて、「ジブジブ」音を立てて煮える。だから治部煮なんだろうな。で、今日は、#居酒屋新幹線2 オンエア祝いに、「農口」を開けようと思っていたけれど、これ、小松市の地酒なんだよな。おそらく、今後、小松編があるのではないか(小松には空港があるので、航空対抗で、アピールしそう)と思っているし、ないとしても、その先の加賀温泉は、かならず取り上げそう。今日は、金沢市内の地酒、加賀纏、にしておこう。


治部煮で呑む「加賀纏」。これは、金沢市の福光屋さんの地酒。65%精米の、普通純米。コスパの良い酒だ。日本酒度+7、酸度1.7。濃醇辛口のスペック。呑むと、酸味は効いているが、いわゆるフルーティーという感じではなく、キレの良い、スッキリ辛口タイプ。


治部煮とも、合わないはずがない。


で、治部煮3杯目。最後は、〆の焼き餅を入れて煮る。これも、悪くないな。


〆の飯、その2。過日、煮込んで食べた、ビーフシチューのソースが余っているので、トーストにトッピングしてアテに。が、これがスッキリ純米に合うとは思えないので、「どちらがましか」という検討結果として、超格安の料理酒で流す。メルシャンのワイン。輸入ワインに葡萄果汁を混ぜているらしいけれど、1本300円余り。シチューにも多量投入したけれど、パンを流し込むにはこれで十分だろう。


で、次のアテは、焼き魚。本当は、ごりの唐揚げ(「ごり」は、浅野川や犀川に棲むカジカのことで、頭でっかちな魚。が、揚げると美味い)が良いのだけれど、ごりは近所で手に入らないので、北洋の魚、ホッケの開き焼きで呑む。


しいたけのピザチーズのせ、焼いて、呑み足す。こいつも美味いな。さて、最後にデザートだ。


金沢といえば、過日いただいた、金澤やまぎし養蜂場の「はちみつどらやき」がうまかった。小倉餡もいいけれど、白餡の、この「虎焼き」風が、悪くないね。なお、どら焼きの製造は、能登の七尾市の花月さん。能登震災復興の一助にと、いくつか買った。


が、お正月は、まめや金澤萬久の、金箔菓子も佳い。この、型抜きで遊べる「金の龍」カステラも、うまかった。


今日は、その「まめや」の、有機大豆 炒り豆。もいいなと思う。この紙のケースに書かれた龍のイラスト、九谷焼の里で描かれているのだそううです。こういうの、いいですね。


中の豆は、紅白。紅は、梅の色素のようです。


今日は、その紅白の豆を、コーヒー、マンデリンでいただきました。それにしても、番組予告で、眞島秀和さん、毎回、いいものを車内で食べていますね。串焼きの大きな魚など、なかなか食えるものではありません。


自分の #居酒屋在来線ですが、秋田内陸縦貫鉄道で食べた、大館の駅弁、花善の二段重が、せいぜい。


でも、北陸応援ツアーがいいですね。こちらは、能登鉄道の「のと里山里海号」での呑み鉄の図。今は震災で運休中のようですが、また、応援乗車・応援呑みに行きたいですね。



終点の、大相撲 遠藤関の顔出しボード(お姫様だっこ編)、まだあるのかな。 #居酒屋新幹線 金沢編に行く予定があったら、いつか復旧後、再訪したいものだ。