9月17日(日)。今夜は、久しぶりに、広島、国鉄仁堀航路の港町、呉市仁方、相原酒造さんの地酒、「雨後の月 千本錦 純米大吟醸 ひやおろし」を呑む。50%精米で1,800円+税、は、お得感ある。山田錦21%というのが麹米で、千本錦78%というのが掛米なんだろうな。雨後の月は、広島や関西で見かけて「宅急便」で数本送ろうとしたことがあるが、火入れでも「クールでしか扱いません」と言われるので、結局、「帰りの #居酒屋新幹線 で呑むか」ということになるので、案外、自宅で呑む機会は少ない。

広島の地酒には、広島の牡蠣を合わせないとね。お酒は、冷酒で合わせる。


まずは、シンプルな味わいの万願寺とうがらしを焼いて、雨後の月の味をみてみる。ひやおろし というと、しっかりどっしり、、お米の旨味、という先入観を持ってしまうが、これは、あれ?? ぶどうっぽい香りと甘味。これは、白葡萄ジュースのようだ。呑みすぎ注意の、危険な酒だな。


で、カキフライと合わせる。脂っこい料理のあと、口の中をさっぱりさせて、きれいに流してくれるな。こいつはいいや。


広島県では、宮島口駅のうえののメジャーな駅弁をはじめ、広島、福山、三原とよくみかけるあなごめし、の素材、煮穴子。(駅弁では煮穴子、うえのの店頭では、焼き穴子が旨いと思う。白焼きにわさびを乗せるのが、なお旨い)今日は、煮穴子で、雨後の月を呑む。これが、合わないはずがない。


広島・三原地区の駅弁に合わせて「たこめし」が良いのだけれど、面倒なので、スライスして刺身で合わせる。これも、淡白な味わいの海の幸なので、旨い地酒のアテに適しているな。


〆は、やはり、お好み焼きだろうな。広島風が良いのだろうけれど、ソースだけオタフクソース(お好みソース)で誤魔化す。それなりの味になるので、広島の地酒には佳い。雨後の月、完飲。


さて、食後にもみじ饅頭などがあれば最高なのだけれど、ないので、北に飛んで、帯広、柳月の昔ながらのお菓子、三方六。昔と違うのは、カッターが入っていて自分で切って食べるかわりに、最初から、10切れにカットされていることかな。カステラなんかもそうだけれど、どこのお菓子も、きれいに切って出荷するようになったなと思う。紅茶、ダージリンでいただきました。