2022年9月12日(月)。今日は、小樽から、函館本線(山線)で長万部に出た。倶知安からは、特急ニセコに乗り、洞爺までは、キハ281系気動車特急北斗7号に乗車。葬式テツのような一日だったけれど、「おと休パス」の有効日数が余るので、こういった無駄な日も佳いだろう。


で、札幌到着。今夜は、札幌泊。宿泊は、割とお気に入りの、「ホテル マイステイズ 札幌アスペン」。駅北口すぐで、いい宿なのに、平日価格は格安。しかも今日は、アップグレードしてくれたようで、1,200mm幅のセミダブルが2床あって、それでも6,500円。風呂も長い浴槽で、ゆったりできる。東横インと大違いだな。雪印パーラーからの帰り、札幌駅前デパートESTAのデパ地下生鮮食品街で、夕刻のタイムセール少し前、100円引きくらいになった時刻のセールで買い集めた道産の海鮮で一杯やろうという作戦だ。


ところで、雪印パーラーでは、無難な「スノーロイヤル」使用のパフェを食べてしまったけれど、学生時代とか、就職まもないころなら、大喰らいだった私はきっと、ひとりでこれに挑戦していたであろうパフェが、これ。「ドリームジャンボパフェ」14,500円か。ドリームジャンボ宝くじが当たらなくても食べたいものだな。


宿に引き上げようとする頃には、すっかり暗くなりかけた大通り公園。さぁ、帰ろう帰ろう(ちなみに、腹ごなしに、全て歩きだ。地下鉄もあるけれど、サボると酒が美味くならないので、南北線なんぞには乗らない)。


さて、宿について、シャワーを浴び、まずは前菜で呑む。今夜は、釧路市の地酒「純米酒 福司」。これ、純米吟醸酒クラス(60%精米なので、特別純米クラスではある)にの割に、やや値段が高い。1,900円+税。ただ、味わい深く、香りも純米吟醸だけあって、まずまず。ほんの少しビターな味わいだ。


まずは、厚岸産 活つぶ貝のお造り・生、活ほっき貝のお造り・生。醤油は、札幌、トモエ醤油さんの「昆布醤油」を使っていただく。道産昆布を煮出してつくった醤油らしい。


お次は、寿都(すっつ)産、ぼたん海老のおつくり・生。これも、福司 純米吟醸に合うなぁ。


そして、オホーツク。常呂産の刺身ほたて。こいつも旨い。


活きがいいねぇ。そだねぇ〜。



セコマのちくわ、で呑む。セコマは、北海道のすみずみにまで浸透しているコンビニだ。このお店があって、救われた事も多い。

さて、道東の福司。十勝納豆に合わないはずがない。トモエ醤油「昆布醤油」をかけてアテに。この地味なアテもいいな。ゆきしずか、という品種の大豆らしい。


〆のメシに買ってきた「小樽てんぷら」。満腹で、ここまでは、食べられそうもないな。


食後の甘味は、旭川市、ロバ菓子司。「旭川生サブレ」。ミルク生チョコ味。國稀をほんの少し舐めてから・・・。



部屋の紅茶で、酒を薄めて、蔵生をいただきました。翌日は早いので、なるべく早く就寝する。


明けて9月13日(火)、札幌6:00→特急北斗2号→9:33函館。札幌・函館間を、キハ281系特急型気動車で、乗り通す。こちらは、現在の塗装。反対側は、「ラストラン」キャンペーン仕様の「HEAT281」ロゴなのかな。昨日撮影したので、反対側の車端まで、わざわざ歩いて撮りに行くのはやめた。

特急北斗2号。1〜5号車が指定席。6・7号車が自由席。5号車1番D席を予約してある。さぁ、ゆっくり休もう、と思っていたら、通路挟んでとなりの荷棚に、1,300mmくらいありそうな、長いハシゴが、不安定な状態で立てかけてある。グラグラしている。一見して、撮り鉄御用達の脚立だと分かる。固定が甘いので、今にも倒れて来そうで、怖いな。車掌が通りがかったので、「これは倒れて来そうで危ないよね、困るよね。」と伝えたところ、持ち主を探してくれたのはいいが、「このお客様が迷惑だと言っているので」と、ストレートに伝えていた。まあ、実際にそうなのだが、もう少し一般的な注意の仕方もあるだろうにと思う。(私はストレス耐性が高いので、むしろハッキリ言ってくれてスッキリしたが、気が小さい人ではいたたまれないだろう)。持ち主は、最初は固定をこころみていたが、面倒になったのか、私に文句を言われるのが不快だったのか、自席の上の網棚に上げたようだった。何十回、何百回も乗っている区間。これで、安全に、心おきなく居眠りもできようというものだ。ありがたや。 続く。