4/16 今夜は、秋田県由利本荘市、齋彌酒造店さんの地酒、「雪の茅舎 純米大吟醸生酒原酒 製造番号酒」を呑む。兵庫県黒田庄産山田錦を35%精米した、純米大吟醸生原酒だ。5,250円+税。その、製造番号は、「イ 第六百五十七番」。


これ、ですね。製造番号入りの、限定酒。毎年、冬の終わりに発売されて、それでおしまいのお酒。こいつは、呑まないとね。今夜も、家飲み。


元は、袋をかぶっている。そして、今回入手したのは、製造番号イ 第657番。4番違い。惜しい。何が惜しいかというと・・・。



イ657、ならぬ、E657系。常磐線特急「ひたち」型特急電車車両、がこの番号。「雪の茅舎」の醸造元がある、秋田県の由利本荘市は通らない。

であれば、まずは、水戸の納豆で呑んでみようか。栃尾産油揚げ焼きに、納豆をサンドしてアテに。こいつは、E657系ではなく、「イ 第六百五十七番」の製造番号酒に合わないはずがないな。雪の茅舎 製造番号酒。りんごのような甘く上品な香り。ソフトでジューシーな味わい。これは、旨いな。


ところで、秋田県由利本荘市を通るのが、4番違い。E653系。これ、実は、現在、前述のE657系が走行している常磐線で、かつて、ゴレンジャーのように塗り分けられ、特急「フレッシュひたち」として活躍していた。今は、こんな色に塗られて、新潟〜酒田・秋田間で活躍している。写真は酒田駅だけれど、由利本荘市中心駅の羽後本荘を経由して、秋田まで行く運用もある。写真は、その中の、フルーツ牛乳塗色。うまそうだ。


という訳で、第657番も、秋田の食材に合わせてみる。きりたんぽの甘味噌掛けを、雪の茅舎 製造番号酒 純米大吟醸で流す。


秋田の地酒といえば、大館駅や秋田駅の駅弁「鶏めし」。ここは、地鶏焼きで、秋田の地酒をいただこう。雪の茅舎にも、合わないはずがない。


第一甘味。秋田の「なまはげのおくりもの」。ジジナマハゲ(赤)の、プレーン味。サクッと軽い食感が佳い。私は、ババナマハゲ(青・塩キャラメル味)推しだけれど、赤も旨い。


真鯛の刺身。脂の多い、腹の部位。自家製醤油の搾りかすを載せてアテに。南方の魚だけれど、この上品な白身魚にも、由利本荘の地酒「雪の茅舎」が、きちんと合わせてくれる。



いぶりがっこクリームチーズ。これも、秋田の地酒が合う。雪の茅舎 製造番号さけ 完飲。


最後のデザートは、「モチクリーム」。これ、以前からこのサイズだったかな。もっと小さかった気がするが、何でも同額のまま小さくなる今日この頃、結構大きいサイズなので、嬉しくなる。

紅茶で、「雪の茅舎」を薄めながら、モチクリーム、をいただく。 ごちそうさまでした。