いつも、ASEAN圏のインドネシア産をいただいているが、珍しく、共産圏の珈琲を買ってみた。

マンデリンのような苦味も楽しめるが、適度な酸味、不思議な香味。雲南省の農園だけれど、あそこは、烏龍茶や普洱茶のイメージの方が強い。sぁ、そうか、プーアル茶のような、ちょっとした発酵臭的な香味なのかな。複雑な味わいで、きらいじゃないな。

豆は、いつものマンデリンよりも、浅く明るい茶色に見える。

碾きたては、ふんわりと盛り上がって、香りもいいな。何となく、いつもと違う香りだが、地酒と違って、ボキャブラリー不足で、うまく表現できないな。

この国、子供の頃から中華民国寄りだった私は、ソ連(当時)の次に嫌いだったけれど、まあ、領土や主権・人権問題と、経済的協調は別なので、買ってみる。 シナのプーさんや、最近よく出てくるブルドッグ報道局長の小生意気な発言、最近の中共のハエが中華民国(台湾)の領空侵犯をしている映像なんかを見ていると、プーさんの国産物なんぞ「買うもんか」と思うこともあるが、まあ、それはそれ、これはこれ。雲南省の農園の経営者自身には何の罪もないので、この銘柄「雲南省 天空農園」、暫く楽しむことにしよう。