今日、遥か1970年から私の携帯にメールが届いた。

それを見て一瞬目を疑った。
差出人はわからない。

慌ててそのメールを受信しようとしたけどなかなか受信できない。

1970年のメールは
私の目の前でうっすらと輝きながら
今にも溶けそうな感じで
弱い光を放っていた。

受信ができないそんな時
一通のメールが届き
そのメールの返信を先に書く事にした。

書いて送信した後、
再度1970年のメールをのぞいてみたら
姿はなかった。

こんな事なら
メールが届いた時に
写真を撮れば良かったと
悔やまれた。

ありえない事だとは思ったけれど
1970年から誰かが私にメールを送ってきてくれたのだと
ファンタジックな気持ちと
見えない世界への憧れに
子供のように気持ちが揺れたのは事実だ。

そんな思いを
SNSで呟いてみた。

そしたら!
ある優しい方からこんな返信が。

ありえます(^-^) 1970/1/1はメイルサーバ
などに使われているシステムに内蔵されている時計のスタート時刻。設定ミスや不具合などで時刻あわせがされていないとそうなることがあります。

と。

な~んだ。
世にも現実的なありえることだったんだとちょっぴりがっかりしたのと
でもほんの少し賢くなった私です。

でも、ほんの少しの時間、
ファンタジックな思いにかられたのはなんとも子供の頃の気分に返ったようであったので1970年からのメールに感謝したい。


ところで
ミーティングを終えて
駅のベンチで携帯をいじっていたら、
突然また現れた!

     1970年のメールが

やっぱり受信はできない。

でも今度は写真を撮った。

超現実的な
当たり前の出来事だったとしても
私にとっては
46年前の世界から
誰かが送ってこようとしてくれた
メールだとどこかで思いたくて。

{AF329383-AF10-4242-A47E-5200A55CE564}


Lots of love & happiness 
JUMI