読み終わりました(●´ω｀)ノ
【ぼくはイエローで
ホワイトで、
ちょっとブルー】
ブレイディみかこ 著
話題になってましたね、
私は賞とったー、とか話題になってるー、
とかに疎いので
旬でホットな時期に
読んでない率高しｗｗｗ
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英国で「ぼく」が通うイカした
元・底辺中学校は、
毎日が事件の連続。
人種差別丸出しの美少年、
ジェンダーに悩むサッカー小僧。
時には貧富の差でギスギスしたり、
アイデンティティに悩んだり......。
世界の縮図のような日常を、
思春期真っ只中の息子と
パンクな母ちゃんの著者は、
ともに考え悩み乗り越えていく。
私的で普遍的な
「親子の成長物語」
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ノンフィクションのエッセイです。
【一生モノの課題図書】
と謳われる意味が
よーくわかった。
これは、まさに今、読むべき本だ。
そして、この本の中に
登場する人たちだけの話ではなく、
私達１人１人の話だ。
「人間はいじめが好きなんじゃない。
罰するのが好きなんだ。」
シンパシーとエンパシーの違い。
はっ、とさせられるテーマばかりで、
これは読めてよかった。
自分の中で、
物事の捉え方が
視野がまた１つ広がりました。
これを生かせるかどうかは
自分次第なんやけど。苦笑
本の中で取り扱っているテーマは
すごく根深い内容。
分断、差別、格差、
民族、思想、性etc...
すごく暗くて重い雰囲気に
なりそうな話題ばかりなのに、
「ぼく」と「母ちゃん」の
やりとりが
ひとつひとつ、誠実に、
冷静に考えて向き合ってるから
とっても読みやすい。
小難しくて
とっつきにくい文章の羅列ではなく、
親しみやすくて、
それなのに深い話が
あちこちに散りばめられているのには
素晴らしいの一言。
正直私は
ずべて理解できてない。
それでもすごく
“知りたい”と思った。
そう思わせる意識が湧いてくる。
初めて聞く言葉もいくつかあって、
私は知識がなくて、全く存じませんで、
本読む手を止めて、あれこれ文献読み漁りました。
未だなくならない風習。文化の違い。
すごくショックだった。
なおの事、知れて良かった。
この「ぼく」に対して、
「母ちゃん」である作者さんも
付かず離れず、
絶妙な距離感で接してるのが
すごく、いいな、と。
きっと「ぼく」の冷静な洞察力と
それを踏まえた上での行動力は、
お母さん譲りだな。
親子なんだけど、
「母ちゃん」も「ぼく」を
子供扱いしてないというか、
対等に、個人を尊重して
そのうえで向き合ってる姿勢が、
旦那さんとの距離感も、
旦那さんの考え方も
否定するんじゃなくて
受け止めてる感じが、好感持てました。
外来語のカタカナ表記、
素早く翻訳して
意味を理解できなくて、
えぇーっと、
ポリティカル？？なんやっけ？？
ステレオタイプって？？
って読み進めるのに
多少手間取ったりもしたけど、
鋭い名言いっぱいで、
読めて良かったと思えた１冊でした。
コチラで少し読めます。
４章全文試し読み
大事にしたいな、と、
また折りに触れて読み返したいな
とも思ったんやけど、
何年も経って、改めて読み返した時、
「こんな時代もあったねぇー」
って懐かしく思うのか、
はたまた
「今も昔も何一つ変わってないな」
って現在進行形か。
どうか１歩でも良いから、
未来はより良くなってますように。
悲しい思いをする人が
１人でも１分でも１回でも良いから、
少なくなってますように、と
願わずにはいられない。
願ってるだけじゃ駄目なんだ。
そのためには、先ずは自分から。
６０億個のほんのちょっとの
愛と思いやりと優しさで、
ずいぶん変わるはず。
６０億分の１である私は、
難しいことは考えられんから、
やっぱり目の前で
関わってくれる人を、
大事にして生きたいと思います。
たった一言でも変わるよ。
「ありがとう」
って言うだけでも、
自分も相手も
とっても気持ち良くなれるよ。
相手を想えば、
思考が変わる、
言葉が変わる、
行動が変わる。
そうすると勝手に口角上がるし、
表情も変わる。
私自身が、自分大事なので、
自分が楽しく過ごすために、
意識してます。
私と出逢ってくれて、
見つけてくれたからには
後悔はさせない。ってね。
笑
これからも
カラフルで気持ち良い日々、
みーんなで増やして行こうよねっ
