私の時代の御三家は、歌手の橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦の

3人であった。その後、郷ヒロミ、西城ヒデキ、野口五郎が

新御三家であった。ゴルフ界も私と青木、中島でAONと言わ

れ、最初の御三家かもしれない。

風貌からすると私は郷ひろみ型か?


本物のビッグスリーは世界にもある。J.ニクラウス、アー

ルドパーマー、ゲーリープレーヤーである。日本でも、

本、高野、安田と和製ビッグスリーと言われたが、御三

ではない。今現在、遼、勇太、そして薗田が新御三家

なりつつある。皆、若いし将来性もあり楽しみである。

最近のトーナメントで少し山坂があれば、必ずこの若手が

活躍している。実に健脚である事が一番の味方である。

私は前夜、あの山坂を想像すると、大変憂鬱である。


特に今年の暑さは非常なくらい、年とった体に追い打ちを

ている。1Rすれば足腰が疲れ切り、回復に時間がかか

りすぎる。私だけカート使用OKとはいかないものか?


いずれにしても御三家と認められる事はそれ相応の成績を

出さなければならない。しかも遼の出現以来、若いプレー

ヤーが続々と出現している。聞くところによると、今年の

QTもイキのいい若手が20人くらいいるらしい?

なぜ急にこんなに若い人がレベルアップしたのか?


考えてみるとまず飛距離が大前提であり、遼の体であそこ

まで飛ばす事の研究と努力が必要である事が当たり前に

なってきている。だからトレーニングもよくやる。又、

あの攻撃的なるゴルフは、若い人には大変刺激になり、

より前向きさが必要になってくる。それといつも言う様に

クラブ・ボールの異常なくらいの進化である。

これが若い人達によりアクティブなる気持を根付かさせ、

勢いづいてくるのである。


今の3040代のプロはこれから大変な戦いになってくる

韓国勢もいるし。しかし見る側からすると大変面白いと思う

し、又私もこれに対応すべく対策を練っている。今までの

スタイルと考え方ではなく、根本的なる改善を必要と

している。それにはまず、オフに体重を最低5kgはおとし

たい。体のキレをよくし、よりスウィングアーチを大きくし

本当の若い体をつくり上げたいと思う。これによって、

新生御三家の中に割って入り、若手四天王と行くか!!

一体誰がこう読んでくれるのか?楽しみである。

無理無理と言っている声が聞こえそうだ。

そいつの名前は間違いなく、倉本昌弘だ!!