小学生の頃、
将来の夢は探偵でした。
憧れていたのはシャーロック・ホームズ。
鋭い洞察力。細かなことまで見落とすこと無く、目の前で起きていることをひとつひとつしっかりと観察し、分析し、豊富な知識と照らし合わせ推測する。
そして難事件をバッタバッタと解決してゆく。
カッコイイ〜!気持ちいい〜!
かと思えば、
興味のあることはトコトン突き詰めるものの、
興味の無いことはからっきしダメ!
そんなところも愛らしい。
しかし、
実際の探偵は、不倫調査とか行方不明者の捜索などで、難事件を解決するなんてことはまず無いらしく、
夢は儚く消えました。
そして結局、後者しか実現できていません。
名探偵ポアロ ベネチアの亡霊
この手の映画を観る時は、
探偵と一緒になって、いや、探偵になりきって、
難事件を解決するつもりで観ています。
そのため、
隅から隅までしっかりと観て、記憶しておき、
解決の糸口が見つかった時には、
自分なりの推測を頭の中で展開していきます。
だって、事件を解決しなければなりませんから。
いやー、でも、
今回の作品は、ちょいと違いましたね!
何が事実で何が事実ではないのか?
あ、
いや、
事実は事実か。
真実?現実?あ、これが亡霊ってこと?
このような展開もアリと言えばアリですけど、
次の事件に期待したいところです。
全体的に暗くて静かで眠くなります。
眠気を覚ましてから観ると良いかと。
ベネチアの景色が綺麗でした。