勝手にノスタルジー
ここ最近、お付き合いが続いている義魂brothersさんの公演がもうすぐはじまります。
僕が10年近く前にかいた戯曲で、大野君主演で「劇団演技者。」でドラマ化もされたものを、
今回用にあらたに改訂した作品です。
ジャンバーズの手塚も出ますので、ぜひ観に来てください!
義魂brothers公演
「勝手にノスタルジー」
脚本辻野正樹
演出Mr.マリオ
cast
鈴木裕也
手塚みのる
前林恒平
春日康博
坂野磨美
堀田みなみ
金谷真希
能美智一
里村義隆
日程
10月6日(木)19時~
7日(金)19時~
8日(土)13時~19時~
9日(日)13時~19時~
10日(月)12時~17時~
会場 GreenDoor
板橋区上板橋2-35-7
TEL 03-3933-3700
チケット前売\3800(ワンドリンク付き)
当日\4000(ワンドリンク付き)
問い合わせ TEL 03-3559-2858
080-3738-0190
ヤクザをどう描くか
いまさらだけど、島田紳助のこと。
僕、中学生の頃、結構好きだった。
ラジオもよく聞いてた。
漫才師だけど、バンドをやったり、映画を作ったりして、いろんなことをやろうとしてるところに、なんとなく憧れてた。
だけど、なんか大物芸能人になってからは、すごく嫌いだった。
紳助が出てる番組は、いっさい見なかった。
紳助がヤクザと深い関係にあるなんてことは知らなかったけど、それでも、、ヤクザと同じにおいをずっと感じてたからだと思う。
僕は、ヤクザってものが大嫌いだ。
まあ、好きな人は少ないと思うけど。
ヤクザのどこが嫌いかって、アウトローなくせに、組織すがって生きてるから。
社会の法律は守らないけど、組織の決まりには従順っていうのが、すごくかっこ悪いと思う。
紳助も、そういうにおいがしてた。
脚本を書くときに、「ヤクザ」ってものをどう扱うべきなんだろうか。
自分は、ずっとヤクザを美化したようなものは書きたくないと思ってきた。
初めて、自分の作品にヤクザが登場したのは、サニーサイド時代の「極悪ファーザー」。
弱小暴力団の組長が、娘のために「面白いお父さん」になろうと頑張って、最終的にはヤクザをやめて、組を解散させるっていうコメディー。
この芝居をやったときに、ある脚本家先生から、「なんでヤクザをやめる必要があるの? ヤクザだって、ヤクザになるしかなかったっていう人生があるんだから」みたいなことを言われたんだけど、俺、今でもその脚本家は、クソだと思ってる。
今のこの裕福な日本の社会の中で、「ヤクザになるしか道がない人」なんて、いるわけがない。
紳助の件を報じた番組で、コメンテーターが、「ヤクザをかっこよく描いているテレビや映画などのあり方を考えた方がいい」みたいなことを言ってる人がいた。
おそらく、映画関係者は、そのコメントには反発を感じるだろう。
だけど、僕は、そのコメント、正しいと思う。
「ゴッドファーザー」は、名作だし、僕も大好きな映画だけど、
やっぱりあの映画をみて、マフィアはかっこいいものだと思う人はいるだろう。
マイケル・コルレオーネは、汚れた道を進むことに葛藤している。
だから、マフィアを賛美した映画ではないのかもしれないけど、そういうところも含めて、マフィアがかっこよく映ってしまうのは事実だと思う。
だから、難しいんだよね。
