どろろ
「どろろ」の映画、今日テレビでやるんだね。
「どろろ」、劇場公開の時に観たんだけど、すごいつまんなかった。
塩田明彦って、つまんない映画ばっか作ってるよね。
デビューした頃は、映画界にすごい才能が現われたって感じだったけど、
今は、つまんなくて、作家性のない商業映画を量産する人になってるように思うんだけど。
俺、子供の頃、手塚治虫が大好きだった。
特に好きだったのは「火の鳥」とか「きりひと賛歌」とか。
「どろろ」は、序盤がすごく怖くて面白いと思ってた。
赤ん坊のころの百鬼丸。手足も目も耳もない、芋虫みたいな赤ん坊ってのが、恐ろしかった。
でも、原作も、明らかに後半は失敗してると思う。最後がまったく盛り上がらずに、「え、これで終わり?」って感じの幕切れ。
だから、「どろろ」は名作になり損ねた作品だと思う。
昔、モノクロでアニメ化されてたんだけど、俺もちゃんと見たことないんだよね。
障害者に対して差別的な作品ってことで、再放送されなかった。
上京してから、名画座の特集上映で、時々オールナイトで「どろろ」のアニメ一挙上映みたいなのをやってて、
何度も観に行きたいと思ったんだけど、行けなかった。
今はDVDが出てるんだけど、高くて手が出ない。
「どろろ」のキャラクターって、実は女の子なんだけど、男のフリをしてる。
手塚漫画にはこういう男と女の中間みたいなキャラクターがよく出てくる。
そういえば、「火の鳥」にも男のフリをしてる女の子が出てきた。
「火の鳥・黎明編」って、昔市川昆が実写映画化してた。
俺、その映画、何度も観にいった。
吹雪ジュンが演じてたのが、男のフリをする女の子。
市川昆の「火の鳥」、もう一度観たいんだけど、DVDはおろか、ビデオも出てない。
名画座とかで上映されることもないから、多分フィルムが全然残ってないんだろうね。
もったいない。