まったく
彼女たちの脳の仕組みは一体どうなっているのでしょう?
次から次へと
面白くて気持ち悪い、というか、
えもいわれぬ魅力に はまると抜け出せません(^_^;)
このお二方は どちらもホラーがお得意なジャンル、ということは
共通点と言えば言えるのでしょうが
題材は全く違っていて、
同じ「ホラー」という字面だけの括りで分けてはいけないんだと思います。
ウツボカズラの夢 は 乃南さんにしては ちょっと変わったストーリーで
サイコ、ホラー・・・・大っきらいなんだよね、という方でも
すんなり読めてしまうと思います、が、じわじわと違和感、というか 背筋ゾクっ とする結末は
やっぱ乃南さんだからねえ。という感じでしょう。
夜のジンファンル も、篠田さんにしてはソフトな部類の作品だし、短編集なので
初めて読む方にもいいのではないかと。
でも、
やっぱり
今まで読んだことがなかったわ、という方には
ぜひ彼女の真骨頂であるホラー感をとくと味わっていただきたいですねえ。
ハマるかも。