インターナショナルスクールといっても、採用している教育プログラムはケンブリッジ国際認定と国際バカロレアがあるそうです。
(実際は州の認定を受けているとか他にも色々あるみたいですが。)
ざっくりとした感じは、
国際バカロレアがアメリカ式。
ケンブリッジはイギリス式。
日本は第二次世界大戦後、統治のために連合軍がやってきて、その御子息のために作られたインターが多いです。そのため、アメリカ式の国際バカロレアを採用した学校が多いです。
世界的には、植民地時代に大英帝国の統治下にあった国が多く、ケンブリッジ国際認定の学校が多いです。最近は日本もケンブリッジ国際認定を導入した学校が増えています。
[カリキュラムの違い]
国際バカロレアは、リベラルアーツ重視。
小1=G1からの12年間の教育。
科目数が多く、ボランティアも重視される。
教科書がなく、学習の深さは先生や同級生の質に影響を受けるところがある。
高校卒業時にはエッセイを作成するのが大変。
教師の教育費がかかり、学費が高い。
ケンブリッジ国際認定は、理数系のSTEM教育重視。
年長=Year1から高校3年までの13年間の教育。
数少ない科目の知識を深く学ぶ。
教科書に沿ってすすめていくため、網羅的な学習ができる。
小学校、中学、高校卒業時に世界共通のテストがある。*
学費が安い。
*詳細>全世界共通のテスト
Y6(小5): checkpoint
Y9(中2): lower secondary checkpoint
Y11(高1): IGCSE・・・点数が大学入学に関わる。
Y12(高2): ASレベル
Y13(高3): Aレベル・・・点数が大学入学に関わる。
悩ましいのが、
国際バカロレアで、学習の深さがどれだけ先生や同級生の質に影響を受けるか。
あとは、スイッチコスト。国際バカロレア→ケンブリッジ国際認定や、逆も然り。変えるのにどれだけのハードルがあるか。
知り合いの話では、”大学クライシス?”らしきものがあるよう。
インターを卒業し日本では英語が話せるからちやほやされていたが、日本語が十分でないため日本大学を受験できず、米国大学に進学してもよい大学にはいけず、結局帰国して自信喪失している人がたくさんいるらしい。
→これって、ただ基礎学力が足りないだけではないか?と考えました。
インターに入ったからといって、勉強はしっかりやっていく必要があることを認識しました。
ケンブリッジ国際認定の学校は説明会ではしっかり勉強する雰囲気を感じられ、世界共通のテストでも上位2%に入った生徒が数名いたとのことで、魅力を感じました。
具体的なケンブリッジ国際認定の学習進度は
年中は二桁の足し算。
年長=year 1は掛け算。
→算数の進みが日本より早い。
・時間割
年長=year 1から6限までありハード
year 1の教科書には小さな英語の文字が大量に書いてある
ちょっと腰がひけています