世の中には色んなスイングメソッドが溢れてます。

色んな偉い方達が自分の感覚を文章にして、

言いたい放題言うわけです。

雑誌でも書いてあることが矛盾することなんてしょっちゅう。

 

「グリップはひよこを包むように」

(ひよこ包んだことないし)

 

「体の前の三角形を崩さず」

(いや、絶対崩れるじゃん)

 

「クラブを立てて」

(どこでどう立つの?)

 

中でも一番私が嫌いなのは

「芝を取らないスイング」を謳うメソッド。

TVに映るツアープロがほぼ全員芝を飛ばします。

アプローチでも飛ばします。

それがスイング的に正しく、効率的だからです。

確かに習得は簡単ではありませんが、だからと言って

「芝を取るのは昔のスイング」的に認知させるのはどうかと思うんです。

 

レベルブローしかできないプロなんていません。

芝を取る技術を習得した上で、取る、取らないの判断をした結果が

レベルブローを選んだだけです。

 

私の父親が何かに影響されて、芝は取る必要ないと言い張り、

球が上がらないとか、飛距離が出ないとかずっと嘆いてます。

そりゃそうですよね、ほとんどのクラブは芝を取りに行く

ダウンブローをした時に適正なスピンや飛距離が出るように設計されてるわけですから。

 

急がば周れじゃないですが、ひたすらダウンブローを習得することに集中すれば、

全てのスイングが簡単になっていきます。