父の日。夫 満面の笑み。 | 夏美 きのう きょう・明日。

夏美 きのう きょう・明日。

50代 主婦の日常を呟きます。


父が亡くなって 何年だろう。
息子の年齢から ひとつ引くとわかる。日曜日の夕方。「おとうさん」と 呼んでみた。
続けて 「おかあさん」と 呼んでみた。涙が溢れて止まらない。
おとうさん。ごめん笑


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金曜日。
夫が すぐ売り切れてしまってなかなか買えないバームクーヘンを 手に入れた。息子たちの分も。


土曜日。もう起きたかな?と思うころ 取りにこれる?と ラインしながら 持って行ってあげればいいじゃん と閃く。同時に 夫も同じことを 考えたらしい。

息子には 父が届けるから 着いたら降りてきてあげて!と 訂正ライン。
マンションの住所から
夫が ググり始めた。

夫もわたしもまだ どんなところに住んでいるのか知らない。5月。
引っ越しも お手伝いできなかった。

(父 今出かけました。)9時13分。


18分後、

駐車場に着いた夫は 息子に無事 二人にも食べてもらいたかったバームクーヘンを 渡すことができました。


そして 息子より少し遅れて駆けてきた彼女から


『これ 父の日の、、、おとうさん 食べてください。』


きっとデレ~~~っとした嬉しい顔で 受けとったに違いない。

袋をさげた夫が満面の笑みで 帰ってきました。
京都 長岡京の小倉山荘のあられの詰め合わせ。
本当に嬉しそうに 開けて、
もったいなさそうに 食べながら

わたしに たった2つだけくれました。


味見をしてから お礼のメールをしたあと、タブレットをこちらに向けて ふたりが住んでいる所の風景を ググって見せてくれました。

安心。

夫にとって最高の 父の日となりました。

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どんな父の日をお過ごしですか?

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読んでいただいてありがとう。


夏美。