先月の彼女へのプロポーズが成就し
今月の始め 彼女のお宅へご挨拶に伺うときのこと。
菓子折は息子が買いに行くと言うので のし紙をつけてもらうように助言。
帰ってくると (夏美さん 書いてよ。)と 渡された。
自信はない。
でも 息子の筆字よりはわたしのほうが まだましかなかなと思い
引き受けた。
粗菓 と書いた。
ん~~~ ごめん。
菓 が バランスが悪かった。
その下に書いた姓は なかなか思い切り良く 上手に書けた。
わたしは旧姓のほうが苦手だったなと思う。お習字のときに よく先生に言われた。
(あなたは 作品を 姓名を書いて台無しにするよね。)
言われて なるほどなと思うほど 残念な姓名の仕上がりだった。
今の姓は嫌いじゃないな。
結婚した年齢。結婚してからの年数。数字がふわりと浮かんだ。
旧姓を書いていたときより
今の姓になってからのほうが 長くなっていたんだな。
びっくりした。思い付きもしなかった。
結婚した時に 母がくれた美しい風呂敷に 菓子折を包んだ。
なんだかちょっと母親らしいことをしているわたし。
(ありがとう)と言って 受け取る息子の顔も 大人になった。
☆☆☆☆☆
少しずつ 成長できたね。
☆☆☆☆☆
来年の桜は笑ってみれますように
みんな 元気でいようね!
きょうもありがとう。
夏美。