断れない性格② (夫編) | 夏美 きのう きょう・明日。

夏美 きのう きょう・明日。

50代 主婦の日常を呟きます。



夫が 袋を3つ ぶら下げて帰ってきた。

1袋に 5~6本のきゅうりが 入っていた。

とれたての瑞々しいきゅうり!



「農業をやりたいので 会社 辞めます。」
そう言って 去った彼が 「皆さんで 食べてください。」と

小分けにしたきゅうりを 大量に届けて くれたそうだ。


「家にもらったものがあるから
もらってください」と ふたりのかたから 言われ、

夫は3袋となった。


遅い夫の夕食だったが わたしも きゅうりをいただいた。

今まで食べたきゅうりのなかで 1番の味だった。



翌日、、、

夫はまた 4袋をさげて帰ってきた。


鬼龍院花子のいる家に
持ち帰るのは
きっと びくびくしたにちがいない。

会社に残されたきゅうりを 見かねて持ち帰った気持ちは わかる。わたしも鬼ではない。


!!妙案が浮かんだ!

近所の焼肉屋さんに電話をしてみた。

即、「欲しい!!」と言ってくれた。



夫が安心した顔をした。

わたしは 袋を提げて 焼肉屋さんへ 走った。


いい匂いがして

焼き肉が食べたくなりましたw



彼が 丹精こめてつくったきゅうりが

欲しいひとに届いてよかった!


味噌とマヨをつけて
きょうもいただきます。




きょうもありがとう。


夏美。