僕はピザが大好きで、
ほんとにもう大好きなので、
よく自分でも生地こねて作りますし、
前回も書きましたが世界一のナポリピザ屋である
大須のチェザリにも死ぬほど行きました。
で、
件の前回の記事にチェザリの薪窯の写真を載せたんですけど、
あの窯ってピザ1枚が3分くらいで焼けてしまいますよね。
いつもうちのオーブンで焼くときは
210℃で10分ほどかけるんですが、
焼成の時間にこんなにも差が出るのはなぜなのでしょう。
まあ「なぜなのでしょう」とか言っておきながら理由はわかってるんですけど、
あの本場ナポリから取り寄せた窯は
なんと温度が大体300℃~400℃くらいなんですってね。
つまり高温短時間、
これがナポリピザの基本ということなのでしょう。
それを思うと、
うちで僕が焼いていたピザはなんと悠長な焼き方をしていたことか。
ならばやってみましょう。
おうちオーブンの限界に迫る、高温短時間による焼成を。
さっそくトマトソースと生地を作りました。
このブログでも何度か写真を載せている
あのガスオーブンの最高温度設定は300℃。
数値の上ではぎりぎり本場のピザ窯の温度には達していますが、
実際オーブンの中で常にこの温度を保つのは困難だと思われました。
オーブンの下に石をぎっしり敷いた天板を準備し、
予熱をしっかりとしておき、
さらにピザの生地を入れるときは
オーブンを開けることによって中の温度が下がってしまわないよう
電光石火の仕事を要求されます。
さらに言うと、
予熱の段階で
「ピザを焼くときに使う天板」もあつあつに熱しておきます。
オーブンシートの上でトッピングを終えたら、
それを滑り込ませるように熱した天板の上に乗っけるのです。
スピード勝負というやつをとても苦手とする地中海系マインドの僕には
なかなか緊張感に満ちた行程でした。
予熱の間にオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラちなみに、
今回は全体的にチェザリのマルゲリータをリスペクトしているので
具はトマトソースとチーズ、
あとは焼成後に乗っけるバジルだけです。
本場では水牛のモッツァレラを使いますが、
残念ながら僕は水牛を飼っていないので市販のピザ用チーズを使います。さて、オーブンの予熱は完璧!
温度をできるだけ下げないよう、
ばっ!とオーブンを開けて
ぐっ!と熱した天板を引きずり出します。
そこに
すっ!とピザを乗せたら
しゅっ!とピザをつっこみ、
びゅっ!と閉めましょう。
スタープラチナ並に素早く精密な動きを要求されます。
ピザのための石赤外線波紋疾走(ストーンウルトラレッドオーバードライブ)ッ!!温度は300℃ッ!
オーブンの限界ッ!
思えば、
今までこいつに「限界」を挑戦させる機会は無かった。
見せてみろ!お前の真の実力をッ!
焼けた。温度がいつもと違う以上、
焼成にどれだけ時間をかければいいのかわかりません。
オーブンに貼りついて、
見た感じで焼き加減を判断するしかありません。
大体4分くらいだったかな?
果たして上手に焼けているかどうか……
バジルを散らしてカット。いざ実食!
ゴクリ………。
…………!?
うンまァーーーーいッ!!
何これ!?
神過ぎる!
なんてうまいんだ!
ソースはトマト缶、たまねぎとにんじん、にんにくと塩胡椒、少量のハーブしか使ってません。
具もチーズだけです。
ベーコンとかサラミとか、肉成分は完全に無し。
なのにこの……なんていうの!?
トマトの柔らかな酸味と野菜のうまみっていうの!?
完全に活かされてるよ!
生地もさっくさくだよ!
今まで作ったピザの中で飛びぬけて傑作だよ!
肉なんて最初からいらなかったんだよ!
高温短時間万歳!
ナポリ万歳!
食後のエスプレッソ。美味しかったです!
今度はさらに生地を薄くして焼いてみたいです
※その2の執筆時期は未定です。