Atelier『juluck』 -2ページ目

Atelier『juluck』

名古屋市天白区に住む壽楽が、
パンを焼いたり街を歩いたり、
或いはただ時を過ごしたり。

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でん。

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でん。


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でーん!



こないだコンビーフロール作ったじゃないですか。
結論から言うと、フィリング盛り過ぎました。
なんで今回は最高にチョウドイイホンダ目指してみました。

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いつも通り波紋疾走(オーバードライブ)させてやりましょう。



できた!

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トマトのジューシー感半端ない。大好き。

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ソーセージも!



まあ、完全に今日のお昼ごはんですね。

最近、Dlifeでマーサ・スチュアートの料理番組観てるんですけど、
あの大陸独特の大雑把さというか、おおらかさというか、
たまらんです。面白すぎて死にそうです。
おすすめ。
僕、
こないだまたシフォン作ってたんですよ。
んで、黄身と卵白をせっせと分けて、
殻は三角コーナーに廃棄しましょうね、っていう作業を
ぼーっとしながらやってたら、
黄身の方を三角コーナーへダンクシュートしてました。
ニワトリさんごめんなさい。

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黄身を1個ぶん無駄にして凹むもめげずに頑張る



左上のボウルを見ていただければお分かりいただけるかと思いますが、
今回はこのココアを使います。
ショコラシフォンいってみましょう。
ココア生地に刻んだチョコチップを追加することで、チョコの風味が一段アップ、
Wチョコ効果を狙ったレシピです。
すでに小さい粒々であるチョコチップをさらに刻むのは、
できるだけ細かくすることで、
生地になじませようという魂胆です。

実はこれ、
ちょっと前にも1回試作はしてみたんです。
したらその配合だと生地が緩すぎて、
焼き上がりを見てみれば膨らんでなくて高さが足りなかった。
しかも焼いてる途中でチョコチップが生地の下の方に沈んでしまって、
なんか下界に暗黒世界の広がる
さながら北欧神話の伝説に出てきそうな異様な様相を呈したので、
今回は薄力粉とベーキングパウダーを試作段階より少し増量してチャレンジします。

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たやすいぞッ!波紋が卵白を伝わるのはッ!



シフォンは最後に、卵白をあわせるのですが、
ココアやチョコレートの生地のときは、卵白の泡がへたりやすい!
なので、できるだけ泡を消さないように気を付けています。

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表情写ってないけどわかっちゃう、ドヤ顔してるんだろうなって……



さて、
生地は出来ました。
型に流してオーブンのスイッチを入れたら、
あとは焼き上がりを待つのみ。
今回の配合の改良は吉と出るか、それとも……?



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おっ?



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おおおおおおおっ!?



きたー!
高さが出てる!
試作段階の配合では結構ぺしゃっとしてて
まるで昼間のアサガオみたいなテンションの出来だったんですけど、
今回は良い感じですね!
生地も粉を増量したおかげか、
チョコチップが沈まず
いい塩梅になっております!
ココアのたまらぬ良いにおいがリビングに……!!



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カットして盛りつけ。ミントを添えて爽やかな色どりを。



濃厚なチョコレートの風味が最高です!
バナナももったりまったりしてて良かったですが、
それとはまた趣の違う満足感!
美味しく出来ました!
昔、
マドレーヌという女性が
おばあちゃんから貝殻を焼型に使ったお菓子を教わったと、
そう伝えられているそうです(適当)



そんなわけで今日はマドレーヌでお願いします!

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ザ・レトロ。ザ・おばあちゃんの味。

まずは型の準備からやっていきましょう!
伝統的な貝殻の形をした焼型のみぞに沿って、
溶かしたバターを指で塗っていきます。
ここにふるいで薄く粉ををはたき、
余分な粉を払い落します。
両手で型を持って、
四辺それぞれをとん、とん。
シンクでやるのがおすすめです。
これを守ることにより、
焼き上がり時に綺麗な貝殻の線を浮かび上がらせることができます。
やるのとやらないとではかなり違います。
かけるひと手間、ひと工夫が
僕らの楽しいおやつタイムを変えるのです。きっと(適当)
最近、このシェル型はシリコン製の物も増えているそうで、
それはこんな面倒は必要ないそうですね。
まあ、僕はこの工程嫌いじゃないのでいいです。
生地を焼型に流し入れたら、さあいざオーブンへ。



みなさんに是非ともお教えしたいポイントがひとつあります。
それは、
生地に使う粉の20パーセントに、アーモンドプードルを使うこと。
風味と口当たりが良くなります。
焼き上がったマドレーヌが熱いうちに、はけで薄くコアントローを塗ること。
香りがダンチです。

以上です。
数えたらふたつでした。すみません。
別に守らなくても大丈夫ですが、
やるのとやらないとではかなり違います。
かけるひと手間、ひと工夫が
僕らの楽しいおやつタイムを変えるのです。きっと(適当)
特にコアントローは、
焼き上がる頃合いを見計らって
小さいなガラスのボウルに取り分けておきましょう。
熱いうちに塗ることで生地にすみやかに染み込み、
アルコールが飛んで香りだけがじんわりとゆきわたるように感じます(個人的見解)

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紅茶!飲まずにはいられないッ!

上手に焼けました!
焼型にかけた手間で貝殻模様は綺麗に、
焼成後にかけた手間で風味と香りは一層素晴らしい!
どうせ自分で食べるんだし、
と無精しないで
より綺麗で素晴らしいおやつタイムを目指してみましょう!





相対性理論大好き!
ウィスパーボイス最高だよ。



今日は午後から家族は留守、
僕は暇。
そして、
ちょうど甘みもにおいも最高のテンションに達した
キリンみたいなバナナが2本。
これを使って最高の夜のデザートを作る必要がある!
でも冷蔵庫にはバターも無いのにどうやって?
いえいえ、そんなものは必要ないのです。
そう、シフォンケーキならね。
お安く、
手軽に、
そしてたくさん作れる魔法のケーキ。
しかも上手に焼ければ女の子にモテる。
最高だよシフォンケーキ!

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粉の計量、黄身と卵白の泡立てなど、
全ての過程をすっ飛ばし、一気に焼成へ。
女の子にモテた過ぎて写真撮るの忘れてた。




さて、焼き上がったので
オーブンから取り出しましょう。
そしてこのまま、
熱が冷めるまで待ちましょう。

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この時点で、
これをご馳走してあげる女の子が周りにいないことに気付き、
僕の熱もすっかり冷めています。




シフォンも僕も落ち着きましたので、
ナイフを使って慎重に型から取り出していきましょう。

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完成!
断面はこんな感じです。




今回は、
どうやらいつもより白身の泡立てとかがちょっと甘かったようで、
ふわっと感が控えめ……
しかしこれが却って功を奏した。
いつもよりしっとりもったり感が出たことで、
いかにもなバナナっぽさがシフォンケーキの食感の中に活きています。
それにしても、
満足感の割になんてお手軽。
混ぜて型に流して焼くだけで、
本当にさらっとできちゃいます。コスパ最強ってやつですね。
僕と一緒にシフォンでお茶しませんか?
みたいな口説き文句を、
僕もこれくらいさらっと言えるようになれればいいのに。
前回の日記が長すぎて自分内インフレ起こしそう。
しかもよく見たら2回連続ほぼ煙草ネタで
パンとか珈琲云々が完全に自己紹介詐欺と化してしまったので、
とにかくさくっと!
そしてパンとかお菓子の画像もちょいちょい載せつつ!
やっていきましょう。
フランクにいきましょう。

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前回、最後にちょろっと紹介したポテトコンビーフロールの全様です。

パセリがたぶん王道だとは思いますが、
ここは敢えて万能ねぎで。冷蔵庫に使い残りがあっただけとも言います。
万能ねぎって本当に万能ですね。焼きたてのパンに散らした時の香りが素晴らしい。
ちっとも名前負けしない。
しかし、フィリングを盛り過ぎて巻くとき死にました。



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さっきのロールと同じ生地で作りました。あんぱんですね。

あんぱんに珈琲ってめっちゃ合いますよね。
モッダーンなカフェーにいる気分。
たぶんイタリア人が食べたら卒倒しそうなナポリタンとかも置いてる、
そんなカフェーの粋な軽食。
そういうイメージ。
知るかって感じですね。
ちなみにこいつが大判焼きみたいなかっこしてるのは
天板で挟み焼きしてるからです。
モッダーンですね。



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みんな大好きチョコチップクッキー!

ちなみに今日のタイトルは和訳すると
「人生そんなもんさ」
的な感じの慣用句。
クッキーのくせに、やたら諦観に満ちた哲学を持っていやがる。
BIGMAMAのかの有名な名曲のタイトルもここから取っているはずですが、
しかし有名な名曲とは意味が重複して重なっている感じがしなくもありません。
アメリカの田舎っぽいルックスを出すことには成功したので、
今度はカントリーマアム的な食感で作れるようにしたいです。



今年も残すところあと少し。
何かと慌しくなる時期がやってきますが、
珈琲ブレイクで適度に心と身体にゆとりを!

おわり!
ディズニーチャンネルでやってますぜ!




昨日、よーへと先輩と連れだって
名古屋駅はマリオットアソシアホテルにある
エストマーレというホテルバーに行って参りました。
こちらでは本格的なカクテル、
及び豊富な銘柄のウイスキーと
そしてシガー(葉巻のことです)を頂くことができます。
ハッピーアワーには、飲み物が2杯オーダー出来てたったの¥1000!
という先輩のふれこみだったので、
是非も無く連れて行って頂きました。

先輩は、僕とよーへの1つ上の学年の先輩であります。
「HELLSING(平野耕太著)」の少佐を大変敬愛していらっしゃいますので、
ここでは少佐殿とお呼びすることに致しましょう。
少佐殿はカクテル、ウイスキー、シガーの他、
ジャズ、クラシック等の音楽やインテリアにも造詣が深く、
日常から離れた時間と空間を演出し楽しむということに関し、
その道のプロの方々からも
「年齢不相応」
と評される程のセンスと立ち振る舞いを備えておいでです。
今回エストマーレに赴く運びとなったのも、
ひとえに僕とよーへが
「シガーを吸ってみたいであります!」
と少佐殿に懇願した故なのです。

さて、
名古屋駅の金時計
(名古屋人の方ならこれでわかるのですが、
他県在住でよくわからんという人はごめんなさい。
渋谷でいうハチ公みたいなもんです)
にて待ち合わせをし、
名古屋駅構内から直接エレベーターに乗って
ぐいーんとビルを昇っていくのですが、
乗り合わせるのはスーツをびしぃっ!
と着こなした壮年の男性の方ですとか、
素敵なお召し物のご婦人ですとか、
まあ僕やよーへのような尻の青い若造は浮きまくり、
そわそわしっぱなしです。
そこへいくと、
さすが少佐殿は貫禄があるといいますか、
非常に堂々として居られます。
1年しか歳は違わないはずですが、
これが少佐殿の持つ「年齢不相応」のオーラであり、
魅力なのでございます。
この拙文を読んで下さっている皆様にも、
僕とよーへが憧れる少佐殿のお洒落ぶりの
その一端でも掴んでいただければ幸いなのですが……。

そんな風にして
エストマーレのある15Fまでやってきました。
正直に申し上げて、
僕にとって名古屋駅は小奇麗過ぎて、
そしてどこからともなくカネのにおいが漂ってくるようで苦手です。
しかし、
ここマリオットアソシアホテルから見る名古屋の夜景は
そんなヒヨっこの僕を感動させるに十分な破壊力を持っていました。
お断りを入れるのが遅くなりましたが、
場所が場所でしたので
iPhoneでパシャパシャと撮影をすることが憚られたため、
この日の写真は1枚もありません。すみません。
どなたか大切な方とご一緒に
実際の景色を観に行かれることを強くお勧めします。
ちなみに僕は今のところそのような方はいません。

バーに入り、
僕ら3人はソファ席に通されます。
少佐殿が軽く右手を挙げてバーマンを呼び、
めいめいが1杯目と、
そしてそれぞれのシガーをオーダー。
僕はモンテクリストNO.4というのをチョイスしました。
僕もよーへもシガーは初めてなのですが、
少佐殿のアドバイスを受け、
慣れない手つきで吸うための準備をします。
吸い口をシザーでカットし、
マッチを何本も消費して着火し、
そして火がしっかり回るよう、
途中で消えたりしないよう、
吸ってみたり、吹かしてみたり……

シガレット(普通の紙巻き煙草のことです)ならば、
火なら簡単につけられます。
吸うための工夫も特段必要としませんし、
5分位で1本さらりと吸っておしまいでしょう。
手軽に楽しめる煙草という意味では良いものだと思っています。
しかし、
このシガーというものは
1本にかける「楽しみ」の選択肢が多いという意味で、
上手に吸うのが非常に難しい代物だと思いました。
ただ単にニコチンを摂取したい人のためのものではない
(無論シガレットもそうではないはずだと僕は思っているのですが)。
吸い切るまでのおよそ1時間。
時間と共にゆっくりと、香り、甘さ、辛さが変わっていきます。
マリアージュ(どんなドリンク、おつまみと合わせるか)に頭を悩ませるのも楽しいです。
紫煙をくゆらせながらのおしゃべりも大変趣あるものになります。
音楽に耳を傾けるのもいとをかし。
何より、
それらを楽しむために踏まなければならない過程の煩雑さが、
シガーを一段階上の次元の「大人の趣味」
であることを強く感じさせました。

少佐殿くらいのクラスになると、
シガーのこの複雑な香りの中から
木の香り、シナモンのような香り、ナッツのような香りなどの
特徴ある香りをピックアップして感じることができるそうですが、
悲しいかな、僕とよーへは経験値の無さ故、
ただただ「煙が美味い」ということしかわかりませんでした。
少佐殿によると、
伏見にもシガーバーカノウという
本格的なシガーバーがあるとのことなので
また次の挑戦をよーへと約束するのでした。
ラストは甘めのアイリッシュ・コーヒーで〆。
これにて僕とよーへ、初めてのシガー体験を終わります。
とても良い経験をさせて頂いた少佐殿に感謝です。
ごちそうさまでした。



最後にハッピーアワーについて、
知っている方もいらっしゃるとは思いますが軽く説明を。
主に夕方から2時間ほど、
大変お値打ちなタイムサービスをやっているバーは多くあります。
例えば今回のエストマーレでは
17:00~19:00がそのハッピーアワーの時間帯で、
ビール、カクテル、ウイスキー各種を
2杯¥1000で頂くことができました。
僕と同世代くらいの方の中には、
バーデビューしたい、
だけど敷居が高そうでおいそれとは入りにくい……
といった方も少なくないと思います。
そこで、まずはハッピーアワーを実施しているお店を探して、
お試し感覚でバーの空気感を楽しんでみるのも良いと思います。
もっとも、
入ってみて実際に敷居の高かったバーになんて
僕はお目にかかったことはありませんが……笑
大抵のバーは、どこもとても良心的にやっているところばかりです。
気軽に非日常空間を楽しみましょう!




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文字ばかりであまりに寂しい記事になってしまったので、
こないだ試作したポテトコンビーフロールでも

昨日、
無印良品に行って
遂にマッキネッタを買ってしまいました。
思い立ったが吉日生活です。

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ねんがんの マッキネッタを てにいれたぞ!

税込¥1200のこいつが、
なんとレジにて更に30%OFFされるという
ジャパネットたかた社長も真っ青のびっくりプライス。
こんなイタリア発の文明の利器が日本でここまでお安くお買い求められるのも、
ひとえに日独伊三国同盟(1940年)の賜物ですね。知りませんけど。
ともあれ、
これで我が家でも本格的に、
かつ気軽にエスプレッソを淹れられるようになったということを
ひとしきり無印良品と日独伊三国同盟に感謝したところで
さっそく使ってみたいと思います。
豆はカルディで入手したエスプレッソ用の深煎りのやつを、
珈琲ミルにかけて超極細に粉砕してやります。
ちなみにこの珈琲ミルは、
僕が生まれるくらいの頃、
近所のおじさんに頂いたドイツ製のよさげなやつですので、
やはり日独伊三国同盟さん半端無ぇ!知りませんけど。

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いわゆる直火式です。こぽこぽ珈琲が沸く音にロマンを感じます……!

いつもドリップで淹れてる普通の珈琲のそれとは
比べ物にならぬ程の濃さ!
マッキネッタからデミタスカップに注ぐ瞬間、
「どろり」みたいな感じで出てきてうおー!と興奮します。
そして香りが素晴らしい!
これを朝一番でぐいっと飲み干せば
眠気なんて一発で吹き飛びそうです。
生クリームを投入してカッフェ・コン・パンナとかも
是非やってみたいですね!

ちなみに、
煙草はジタン・カポラルを用意しました。
フランス生まれの、いわゆる黒煙草ってやつですね。
親友のよーへ(21歳、好みのタイプ:熟女)と一緒に
大須のチェザリでマルゲリータ食べたついでに
赤門堂で¥450で買ってきました。
ルパンⅢ世が愛飲していることで有名なあれです。
僕はいつもはアメリカン・スピリットを愛飲してまして、
その中にもペリックという、
まあ黒煙草の仲間みたいな葉を使ったバリエーションがあるんですが、
ジタンは苦くてキレ味が良い、
ペリックは酸っぱくてふくよか、
って感じで全然違うんですね。
でもエスプレッソに合うのは、黒煙草のジタン・カポラルでしょうか。
こんなフランス発の素晴らしい煙草が日本の銘柄とほぼ同じくらいの値段でお買い求められるのも
ひとえに日仏協約(1907年)のおかげだと思いますので、
とりあえずまた感謝しときます。知りませんけど。



注:
煙草は写真撮影をするためにリビングに用意しただけです。
家の中で吸うと、
たとえそこが自室であろうが母にぶち怒られるので、
僕はこいつを撮影した後、
煙草と灰皿とデミタスカップを持って
初冬の寒風の下でコーヒーブレイクをすることを余儀無くされました。
りんご煮ました。
地元の市場でいい色のがあったからです。

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皮を剥かれ、カットされた挙句、芯を抜かれたあわれなりんごたち

砂糖を鍋で熱してカラメルを作り、
その煮えたぎったアンバーのマグマの中へ
りんごたちをぶちこんでやります。

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ぎゃあああああああああ

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煮詰まってきた模様

なんと美味しそうな匂い!
なんと素晴らしきかな、りんご。
お前は遙かアダムとイヴの時代から罪深き果実だ……!



りんごを煮詰めている間、
『四畳半神話大系(原作:森見登美彦)』のアニメDVDを見直しておりました。
『今ここにいる自分以外の何者にもなれない自分を認めなくてはならない』
樋口師匠のお言葉はぐっときますなあ!
彼は、
我々を定義するものは可能性ではなく、
むしろ我々の持つ不可能性である、
と言いました。
どんな未来を掴んだとしても、
そこに不満や苦悩がまったく無いはずなんてないのだから、
ならば今の自分の現実をしっかりと踏みしめて
『どっしり構えておれ』
というわけですね。
甚く感動している僕の傍ら、
母が横目で見ていたので、
「原作を読んでみなさい」
と薦めては見たのですが、
どうやら母にはピンとこなかったようです。
やはり、
「将来」って言葉が現実味を帯びてくる
主人公と同年代の僕らだからこそ共感できるテーマなのですかねえ。



その夜。



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冷たいバニラアイスを添えて。
仕事帰りの父に「買ってこい」とメールする母の根回しも完璧。


煮りんごたちは再び熱々にされ、
焼きたてのクレープに包まれて食後のデザートになるのでありました。
アップルパイとか、タルトとか、ジャムとか、
あるいは煮られもせずまるかじりされるとか、
りんごたちにも色々な未来はあったのでしょうが、
辿る運命は常にひとつ。
しかしどんな未来でも、りんごはきっと美味しく食べられていたことでしょう。
だからたとえりんごたちがこの有様に抗議してこようとも、
「どっしり構えておれ」
と、そう言ってやりたいわけです。
美味しかったよ、りんごたち。
今宵は珈琲ではなく、
弟が淹れてくれた紅茶で。
最近は空も風もすっかり秋めいて、
朝の空気が実に清々しく澄み切っております。
世間一般の大学生たちはいよいよ学園祭ムードを高めつつ、
サークルの学友たちと一致団結して
己が学生生活における甘酸っぱい青春を最高純度に煮詰めて抽出した
その結晶を生み出さんがためにいざこの秋風の中を邁進せんとしてゆくのでありますが、
つい最近その学びの庭を自らドロップアウトした僕には関係の無い話でした。
大学を去ったことに関しては納得しているつもりではありますが、
いざそこで過ごした2年と少しの歳月に想いを馳せると
一抹の寂しさを感じずにはいられなかったので、
そんな憂鬱は紫煙と共に、朝の透き通った空気の中へと融け込ませてしまいます。
そして、僕は僕のやりたいことをするためにここにいるのだと決意を新たにし、
朝のキッチンへと向かうのでありました。



今朝は最も基本的な生地でやってみましょう。
まるパンとドーナツです。
発酵が進んだパン生地はこんなにもかわいらしい……!

$けむりの奥に、オーブンの向こうに
こんなにもかわいらしいパン生地。




こいつを切り分けて丸めて、オーブンで焼いていきましょう。
ドーナツにする分は、ねじったのち
あつあつの油の中へ!

$けむりの奥に、オーブンの向こうに
元気そうな焼き色がつきましたね。


$けむりの奥に、オーブンの向こうに
ドーナツ先生。
よさげなアングルを探してキッチンを右往左往する僕……。




これが僕のお昼ごはんになったわけですね。
おいしゅうございました。
珈琲をもう一杯。