6月29日(日)

愛宕山の廃線ケーブル跡を登ろうと

清滝をスタート


参道を登って行くハイカーさんが

多い中、

私たちだけは谷間のケーブル跡へ



階段状になったレールの跡を

登って行きます

ずっと登りで、

休憩するような所もありません



トンネルは全部で6ヶ所あります


一つ目は短くてライトもいりません



二つ目は少し長くて

ライトなしでは危ないです


3つ目は、
トンネル内が詰まっていて
通る事が出来ません
トンネルの入り口の横から
迂回路を行きます

これが急で、物凄くしんどい!

足元の土がボロボロと崩れて危ないです

ロープが付けられていて

助かりました


迂回路からレール跡に戻り、、


4つ目のトンネルは短く

難なく過ぎました


そして5つ目のトンネル、

また中が詰まっています


迂回路を行きます




これは3つ目より長く

迂回路はいっそう急坂!


いくつものロープを伝って登ります


かなりの距離を迂回して

トンネルの出口に戻りました

中は真っ暗


レール跡はまだまだ続きます


最後6つ目のトンネルは短め


ここからゴールの

駅舎までがまた長い


やっとケーブルの駅舎に着きました


駅舎の内部


駅舎の玄関

レトロな趣きのある建物です


ここで少し休憩して

愛宕神社に向かいます


ここからは普通に参道を行きます


黒門


愛宕神社に到着


大きな茅の輪が

設置されていました

初めて見ました


一通りお参りして

火除けのお札を頂いてきました


下山です

清滝ではなく、

ツツジ尾根を下ります

右です


楽しいツツジ尾根

木陰の道を下りて行きます


今登った愛宕山が見えます


ところが、

あと少しの所で、一人が調子悪くなり、

少し休んでいたのですが

倒れ込んでしまいました


熱中症です

木陰に仰向けに寝かせて、、

意識はありますが

全く動けない状態です


私はどうしたらいいのか、

さっぱりわからず

しばし茫然としてしまいました


本人が喋れるのでまだ良かったです


本人の希望通り

水分、塩分を摂らせて

凍ったペットボトルがあったので

首筋や脇の下を冷やしました


そのうち脚が攣ったり

手足が痺れてきたそうです

どうしたらよいのか、

わからないまま

さすったり、

扇いて風をおくったり、


救急車を呼んだら

こんな山の上まで

来てくれるのでしょうか?


そうこうしてる間に

少しずつ良くなってきたと言うので

ホッとしました


だんだん水が少なくなり

塩分もそんなにないので、

下りて来るハイカーさん達に

何か持ってないか尋ねて、

塩分チャージやアミノバイタル、

色々頂きました

まるで追い剥ぎのようですが

ありがとうございました


もう立ち上がれそうと言うので

立ち上がらせたら、

坂道をすいすいと下りて

行ってしまいました


え?!っと思いましたが

自力で下山してくれてよかったです


こんな時、

どうしたらよいのか?

始めは全然わからず

オロオロしましたが

自分が熱中症にならないために、

誰かが熱中症になった時のために、

色々と考えさせられた

いい機会でした


無事、保津峡駅まで下りて、

電車で京都駅まで行きました


皆さま、大変お疲れ様でした