もうちょっと前のことですが、四国の剣山に行って来ました。
今年の夏は鳳凰三山に行くはずでした。
縦走を楽しみにしていたのに、当然中止になりガックリです。
おまけに長い雨で鬱々と体調も悪くなってきました。
そしてやっと梅雨がはれた頃、ラッキーな事に四国剣山へ行く事になり、念願の縦走をする事ができました。
剣山へは見ノ越登山口から登りますが、ここで1400mあり、ここまで車で登れます。
山頂は1955mで、脚でのぼるのは555mです。
また、見ノ越からリフトで1700mの西島まで行く事もできます。
ハクサンフウロみたいですが、フウロソウだそうです。
さすがにリフトには乗らずにせっせと脚で登りました。
弱った身体で心肺機能もかなり落ちていたみたいです。
登りはゼイゼイハァハァです。
リフトの駅を過ぎると人が多いです。
「刀掛けの松」という枯れ木にしか見えない木ですが、安徳天皇にまつわる話があるそうです。
海に沈んだ幼い安徳天皇がこんな高い所まで山登りしたんです。
この辺は、平家の落人が逃れて来た所だそうです。
剣山 山頂 1995m
山頂は360度の見晴らしで、気分がスカッと晴れます。
久しぶりの気持ちよさ!
向こうに次郎笈(じろうぎゅう)1930m
なだらかに誘うような尾根道です。
一旦下ってまた登りますが、剣山の登りで足が終わってしまったので、もう足が上がりませんでした。
やっと次郎笈
涼しい!
気持ちいい!
さぁ、お昼ご飯です。
定番のカップ麺とおにぎり、そして食後のコーヒー。
2000mはちょっと切れますが、十分高いお山です。ここで飲むコーヒーは最高です。
さっさと済ませて、景色を堪能しながら剣山の方へ戻ります。
山頂には行かず、大剣神社に行きました。
御神体の大岩がそびえ、その下から湧き出るご神水を頂きお参りしました。
名水百選のお水です。
ここの神社は、
天地一切の悪縁を断ち、現生最高の良縁を結ぶ
そうです。
これって、全ての事にあてはめられて最強のご利益です!
よ〜くお願いしておきました。
はるか遠くの山並みにうっとりしながら下山。
かずら橋の近所で一泊。
琵琶の滝
昔、平家の落人が京の都を忍んで、この滝で琵琶を奏でつれづれを慰め合っていたそうです。
有名なかずら橋
美しい川にかかる芸術品のようなかずら橋
ずっと以前に渡った事があるので、今回は写真を撮るだけにしました。
きれいな色の川面をのどかに滑って行きます。
のどか過ぎて寝てしまいそう。
涼しい風がそよそよ〜
わたしはやっぱり川の上より、山の上の風の方が魅力的です。
帰りは、地元の方に教えてもらって、美味しい讃岐うどんのお店に行きました。
ホントに美味しくて、そのお店でお土産に買って帰りましたが、すぐに食べ尽くしてしまいました。
楽しい山行をありがとうございました。