4月29日(水)
学校もお休み、サッカークラブもお休みで、身体が鈍ってきたという小4のMくんを連れて、音羽山に登って来ました。
小山から舗装された道を登って行きます。
登り口に自転車が何台も置いてあり、道端に車も何台か停まっていて、河原で家族連れが楽しそうに遊んでいました。
こんなにいい季節だしね。
大きな滝もありますが、小さな滝にも名前が付いていて小さな水車や鹿威しを作ってあります。
一つ一つ見ながら行きました。
途中で上からランニングで下りて来た人が、「○○さん?」と言うので、よーく見たらH井さんでした。バフでマスクをしてるので誰だかわかりませんでした。
H井さんとはご近所というほど近くはないですが、ランニングコースはかぶっています。
でも、ばったり出会ったのは初めてでした。
近頃はお互い遠い所は行けないので、近場ばかりですからね。
とりあえずお元気そうで良かったです。
桜の馬場に着くと八重桜が何本か満開でした。
本数は少ないけど華やかでボリュームがあります。
桜の下で一組だけお弁当を広げてお花見されていました。
1913年の台風で流されるまでは、たくさんの人がお花見にやって来る所だったのです。
その後、徐々に整地されてここまで回復しましが、桜の木は激減です。
牛尾観音の参道に、台風で流されて無くなっていた黒門が新しく立っていました。
3月17日に落成式が執り行われました。
門の横には木で彫られた大きな灯籠があります。
その手前にこれまた大きな木で彫られた龍が横たわっていますが、未完成のようで、これはどうなるんでしよう?
きれいになった階段を登り、お寺に着くと、何人もの人たちが境内の木のテーブルを囲んで賑やかにお食事中でした。
このお寺であまり人を見た事ないので、ちょっと驚きました。
端っこの物置に、落成式に参列したらしい赤鬼さん、青鬼さんが立っていました。
一通りお参りして、音羽山に向かって登りだしました。
ここから山頂まで39分だそうです。
ここの登りはこんなにきつかったかなぁ?
下りて来るハイカーさんが何組もいて賑わっています。
膳所方面と書かれた看板の小道から、ハイカーさんが何人も現れたのでビックリ、思わず「膳所から来られたのですか!?」と聞いたら、「そうですよ、普通に。」と言われました。
膳所といえば、山をぐるっとまわった遠い所と思っていましたが、
木立の間から瀬田川が見え、近江大橋も見えるので、その辺から登って来る人がいてもおかしくないですね。
赤い鉄塔に着くと山頂の黒い鉄塔(ホントはシルバー)が見えました。
あそこまで行くんだぁ。
この鉄塔は私の家からもよく見えます。
見る度に「待ってろよ!」と言うのですが、2年以上も待たせました。
山頂に近づくと、すごい人です!
いまだかつて、音羽山でこんなにたくさんの人を見たことがないです。
鉄塔を見上げるとなんか怖い。
くらくらします。
音羽山山頂の景色は素晴らしいです。
いいお天気なのでいっそうです。
大文字山(如意ヶ岳)の向こうに比叡山。その向こうに比良山系。
右に琵琶湖、左に京都市内。
琵琶湖は青く美しいです。
やっと空いているベンチを見つけてお昼ご飯にしました。
Mくんはうるさく飛んで来る虫で落ち着かないようです。
蜂が怖いんだそうです。
ここから元来た道には戻らずに、東海自然歩道を京阪大谷駅へ下りる事にしました。
こちらの道は6〜7年ぶりです。
やんちゃ村マラニック以来です。
階段が多いイメージでしたが、ほとんど忘れていました。
こちらはハイカーもさんもかなり少ないです。
下りて行くと自転車で登って来たグループがいました。
こんなゴツゴツの道をどうやって登ったのかと思いましたが、大きなアンテナのある施設に舗装された道がクネクネとついていて、そこを登って来たみたいです。
ちょっとその道から下りてみようかと思いましたが、地図でみたらやたらと長いので、やっぱり急な階段を下りる事にしました。
きれいに掃除してありました。
階段の途中で、蛇が横たわっていました。
赤っぽくて黒い模様が付いているあまり大きくない蛇です。
よくわからないけどヤマカガシみたいです。
Mくんに「蛇や!」と言うと、ピューっと階段を駆け上ってしまいました。
毒蛇をまたぎたくないので、「ちょっとどっか行ってよ。」と足をどんどんしても、お昼寝中だったのか動きません。
しっぽの方に砂をかけたりしてもノロノロしていてなかなか道をあけてくれませんでした。
しばらく待ってやっと通る事が出来ました。
Mくんは興奮気味で、パパに今日一番のお土産話ができたようです。
国道1号線に下りると陸橋を渡りますが、この橋も台風で壊れていたのがちゃんと直っていました。
細い橋で国道の上を渡るのですが、Mくんはこれも怖いようでした。
怖い物が多いです。
すぐ近所の山ですが、しばらく来ていなかったので楽しい発見がたくさんありました。