3月20日(金)
この三連休は熊野古道中辺路トレイルランの大会で中辺路旅行のはずでした。
楽しみにしてたけどやっぱり中止。
いいお天気になったのに残念です。
そんな訳で一番近い大文字山へ。
そろそろミツバツツジのトンネルが満開かも?
永興寺まで疏水を走り山に入ります。
椿の大木です。
七福思案処まで行くとハイカーさんがたくさんいました。
ここからは京都一周トレイルで登ります。
しばらく登ると急坂になり、山科方面がきれいに見えるポイントがあります。
急坂が終わる頃、左手にもう一つ道があります。
これがミツバツツジのトンネルの入り口です。
ふわふわでクッションがいいです。
左右の木々は枯れ木のように葉をつけていません。
ミツバツツジの新芽もまだ出ていないかも?
細い枝の先に1cmくらいの針のような芽がたくさんついています。
これはつぼみなのか葉なのか?
一つの枝だけ、紫色のつぼみになっていました。
ここは日当たりの悪い斜面で寒いです。
まだまだだなぁ。
もう帰るのはつまらないので、前々から気になっていた、日向大神宮の上にある伊勢神宮遥拝所に行ってみる事にしました。
七福思案処から神明山の急な道を登って行くと、山頂付近にミツバツツジが咲いていました。
山の上で日当たりがいいので咲いたのかもしれません。少し行くともう1本咲いている木がありました。
急な道を今度は下りて行くと「伊勢神宮遥拝所」と矢印が書いてある看板がありました。
と、同時に向こうからおじいさんがやって来て、「あっちに行ったら伊勢神宮の鳥居やで。その反対側にすごいもんが見えるで!」と教えて下さいました。
お礼を言って通り過ぎましたが、通り過ぎてから、「どこから来たんや?大文字山か?」とか言っておられましたが、もう返事をしないで先を行きました。
どこのお山に行っても親切なおじさんがいるものですが、大文字山では特によく声をかけられるような気がします。
少し行くとおじいさんが言われたように、伊勢神宮の方角に向かって石の鳥居が立っていました。
ここから拝むと伊勢神宮にお詣りした事になるそうです。
そして振り向くと木々の間に赤い平安神宮の鳥居が見えました。
確かに見えました。
納得して階段を降りると、日向大神宮でした。
外宮と内宮を拝んで、天の岩戸の中にも入ってパワーを頂きました。
日向大神宮をぐるっと一回りした感じで、七福思案処に戻ってくると先程のおじいさんにまた出会しました。
「さっきの人やな?一周して来たんか?早いな。どこから帰るんや?」と言われるので、黒岩に下りる道を指差して、「そこから降ります。」と言うと、「山科やな?そや思った。」と満足気です。
尋問されたよな感じだけど、おもしろいな、と思って黒岩へ下りて行きました。
山の中はいつもより人が多いような気がしました。
街中をうろうろしてたら変なヤツに感染してしまうから、山の上なら大丈夫ってことかな?
2週間ほどして来てみたら、トンネルはピンク色になってるはず🌸
また今度のお楽しみです。