6月17日(日)
久しぶりに大文字山に
ぶらりと行きました。
一人でのんびり山に行くのは、
ホントに久しぶり。

目的は前回見つけられなかった
中尾の滝と中尾城跡。

山科疎水から最短時間で
山頂まで行ける、
谷川沿いコースを登りました。


いいお天気なので
ハイカーさんも多いです。


涼しい

尾根道に出ると風が通って、
爽やか


山頂到着。
満員です。


ここでおにぎり一つ食べて、出発。


山頂から北側に急な下り。

幻の滝の方へ進んで行きましたが、
幻の滝が目的ではありません。
前回見つけられなかった
中尾の滝を見たいんです。

左に曲がるしっかりした道が
あったので行ってみました。
初めての道です。

ざ〜っと下ると
谷川沿いの道に出ました。
中尾の滝はこの辺りなんですが、
ゆるやかに流れる小川が
あるばかりです。

滝があるかと、
上流の方に川沿いに
登って行きました。



途中で道がなくなったみたいなので、
山に登る道を行ってみましたが、
スマホのアプリで見ると、
中尾の滝から
離れて行くばかりです。
GPS様々ですね
軌跡を見ながら元に戻ると、
谷川沿いにまだ登る道が
あるじゃないですか

登って行くと、
谷間が暗くなって来ました。
私は暗い谷間が
一番怖いんです

なんか嫌だな〜と迷っていたら、
前方に団体ハイカーさん達が、
こっちに近づいて来ました。
それで安心して、進んで行くと、
その向こうは
見覚えのある岩山です。
幻の滝の近くまで来ていました。



団体ハイカーさん達と、
挨拶しながらすれ違っていきます。
中尾の滝がどこにあるか
聞いてみたけど、
よくわからないみたいでした

口々に「一人で来たのか?」と
聞いてきます。
「こんな所に女性一人で来たら危ないで。」と。
「ありがとうございます。」と言いつつ、
よく考えたら、
何が危ないのだろう?
熊はいない。
猿や猪がやって来たら、
ちょっと危険かもしれないけど、
昼間にわざわざ向こうから
やって来ないだろうし、
大文字山で出会った事ない。
危ないとしたら、
変な虫と変なおじさん
変なおじさんも汗水流して、
山登りしてここまで来たら
健全ないいおじさんになるかも。

そんな事考えながら、
幻の滝まで来ました。


前に来た時より、緑に覆われ、
いっそう滝っぽくないです。

そこへ、男性ハイカーさんが現れ、
「この辺に幻の滝っていうのが
あるのですか?」
「これですよ。」と目の前を指差しました。
「雨が降ると滝になって水が流れるのですか?」
と言われるので、
「そうでもないようです。」と、
人のブログで読んだ情報を
教えてあげました。

この人はよくここを通るそうですが、
幻の滝の事は、
さっきの団体ハイカーさんに
初めて聞いたそうです。
この方にも中尾の滝の場所を
聞いてみましたが、
中尾の滝は知らないけど、
中尾城跡は知ってると言われました。
この谷川を下って行った所だそうです。

それで一緒に元来た谷川を
下って行きました。

この方はなかなかの健脚で、
私は小走りでやっと
着いて行けるくらいでした。

ずっと下りて行くと、
さっきの団体ハイカーさん達に
追いつきました。
休憩されているようで、
「中尾の滝はありましたか?」と聞くと
「ここに書いてある。」と。


この辺りの案内は、
こういう感じで、
見つけるのが難しいです。

それで矢印の方向に下りると、
ちゃんとした立派な滝が
ざーざーと流れ落ちていました。


高さ2mほどですが、
幻の滝と比べたらすごく立派です。
やっと探し求めていた滝に
出会えました
すごく満足です

お礼を言って、
お先に下りて行きました。

男性ハイカーさんが
その先に中尾城跡があると言うので
ついて行きました。

途中で前回通った道になりました。

少し広くなった所で、
ここが中尾城跡だと言われました。
前回も通ったけど、
ここだとは分からなかったのです。


この案内の板は
ずっと上の方についていました。
幻の滝の案内の板も
高い所についています。
この板をつけた人は脚立に乗ったか、
身長が3mくらいある人です。

とにかく分からなかった中尾城跡も
発見出来て、
大収穫でした
すごく幸せな気分で
下りて行きました。

銀閣寺まで下りて、
初めは、もう一度登り返して
山科まで帰るつもりでしたが、
全くそんな気は失せてしまったので、
哲学の道を走って
南禅寺から山に入って、
山科疏水に下りて帰る事にしました。

男性ハイカーさんは、
哲学の道の近所がお家だそうで、
握手をして別れました。
お世話になりました


哲学の道



南禅寺

南禅寺から日向神社、七福思案処への道は
いつも楽しい道です。
何人かのんびり歩いておられました。


やっと山科に戻って来ました。



山科疏水

すごく満足な楽しい山行でした