スキーに行くというのは、
荷造りが面倒
荷物が多い
時間がかかる
お天気が悪いと最悪
とか、何かとやる気が萎えてしまいますが、
毎年行ってる会なので、やっぱり行くことに。
初めは全然知らない人たちばかりで、
名前もなかなか覚えられませんでした。
でも、滑るのは主人と二人で滑るし、
連れて行って貰うだけでも十分楽しんでいました。
何となく毎年行くうちに
年に一回だけど、少しずつどんな方たちがいるのか覚えてきて、
向こうもだんだん覚えていてくださって、
話も弾むようになると、いっそう楽しくなってきました。
今年も去年と同じ開田高原マイアスキー場でした。
一年ぶりなので、最初はすっかり滑り方を忘れていて、
身体ガチガチ、脚ガクガクで、怖い怖いと思いながら、
どうにか下まで下りました。
少し慣れたところで、一番上まで行きました。
去年は確か一番上から何度も滑っていたのです。
一番上からの滑り出しは急ですが、しばらくすると後はゆるやかになって来るはずでした。
ところが、ガスが濃くなってきて、先の方は真っ白になって来ました。
白い中、どうにかキツイ斜面を下り、
ちょっと休憩して、主人の後について下りて行くと、
急斜面はますます急になり、
勝手にスピードが出てゆっくり滑ってられないし、
どうにかこうにか下りてしまおうとがんばりましたが、
転倒!
右足の板がはずれて、
うつむけで、ズズズ~とすべり、やっと止まりましたが、
右足の板は上に残ったまま。
這って登ろうとしましたが、膝がツルツル滑って登れません。
ストックで精いっぱい腕を伸ばしてがんばって、
やっと板を手元に引き寄せました。
急坂でふんばりながら、
板を足元に持って来て、履こうとしましたが、
斜面で足に力がはいりません。
このころ、左右に人が立っているのに気が付きました。
どうも、可哀そうな私を助けるつもりなのか、
自力で下りることができるか確認しようとしているようでした。
いやになって投げ出したい気持ちを抑えて、
地道に何度も板の装着を試み、やっと成功!
成功したものの、また急坂を見てゾッとしましたが、
人が見てると思うと、
エイヤ!と滑り出し、途中またちょっとこけましたが、
ちょっと平らな所まで下りると主人が待っていました。
ぐったり疲れてしまいました。
ガスのおかげで途中の右に曲がらないと行けない所を左に行ってしまったのでした。
そこは、絶対行ってはいけない上級コースだったのです。
去年はコブコブでしたが、今回まだコブはできていなくて
よかったのか悪かったのか??
とにかくやれやれで、ケガがなくてよかったです。
その後、ますますガスがひどくなり、下の方でゆっくり滑って
この日は終了。
夜中に雪が積もり、次の日の朝一番は、
青空のもと、やわらかいゲレンデで気持ちよかったです。
が、それも一回だけで、またガス!
上まで行くのは、怖くてもうこりごりと思っていましたが、
少しガスが晴れて来たときに、
悔いのないように、トライすることしました。
一番上から、一番安全な右のコースを行きました。
少しゆるやかですが、人があまり滑ってなくて、
フカフカ雪がこんもり塊になり、滑りにくかったです。
もっと自分に力があれば、
どんなコースもすいすいと滑れるのでしょうが、
行くたびに違う顔になるコースに合わせることができません。
この頃は年に一回しか行かないので上達するどころか・・・
とにかく全コース滑って、八角形のカフェテラスでコーヒーもいただき
今回のスキーを楽しく終えました。
帰りは山百合荘で温泉に入りました。
お風呂から御嶽山が見えるのですが、
頭の辺にずっと白い雲をかぶっていて、
全貌を現すことはありませんでした。
残念!
なんだかんだと言っても、楽しいスキー旅行でした。
ほんわかした会の方たちや
送り迎えをしてくれたお婿ちゃんにも感謝です。