人の一生の間には、思いがけないことがあるものです。
私の人生で最大のサプライズは、
空の彼方から、歌が聞こえてきたことです。
それがきっかけで、
生まれて初めて、そしておそらく一生に一度。
自分の歌をCDにしました。
「Messege ~宇宙からのラブソング~」という歌です。
歌手のミネハハさんにお願いして、歌っていただきました。
この歌が生まれたときのことを、お話ししたいと思います。
実はもう25年も前のこと。
2人の子育て真っ最中で、無我夢中の日々を送っていた頃でした。
いつものように、朝4時ごろに起きて瞑想し、
神棚と仏様にごあいさつをして朝ごはんを食べ、
息子を幼稚園に送り届け、自宅に帰りました。
ところがそのとき、突然倒れてしまい、
しばらく不思議な世界を体験してしまったんです。
こんなことをお話しすると、
「何か霊感がある人なのでは?」
と思うかもしれませんが、
残念ながら、まったくありません(笑)
目に見えないものを、見たり聞いたりしたことは
生まれてこのかた、ぜんぜんなし!
あるとすれば、ふとした瞬間に「これはこう」と思うと、
なぜかあたることがあるということぐらいでした。
不思議な世界の中で、しばらくはいろいろなことがあり、
(これについては後でお話しします)、
「大丈夫、そのままでいい。そのままで。」
そう思って流れに身を任せていたときに、
耳ではなく、おそらくチャクラと呼ばれる場所から、
針の穴よりも狭い心の通り道を通って、
この歌が伝わってきました。
そのときの感動は、いまも忘れられません。
自分が何のために生まれてきたのか、
すべてがその瞬間に解き明かされたようで、
「な~んだ、そんな簡単なことだったの?知らなかった!」
と言って、倒れたまま歌ったり、泣いたり、笑ったり。
私の異変を知ってかけつけてきた母は、
娘がおかしくなったと途方に暮れたようです(笑)
それから1週間ほどは、体がフワフワしていましたが、
子どもを育てなければならない責任感もあって、
比較的早く、通常の生活に戻ることができました。
そんな不思議な体験をして生まれてきたのが、この歌です。
長くなってしまったので、この続きは次回お話ししますね。