名前物語。 | Starting Over

Starting Over

色々な 気持ちをありのままに綴ります。

トンボが ヘリコプターみたいに
ふんわふんわと 飛んでいる。

あれだけ煩かったセミの姿は
欠片も見えず
道端には 誰と約束しているのか
毎年、彼岸花が咲いている。

彼岸花は 夏と、冬と何処にかくれているのか
春と秋のお彼岸あたりに
急に ニョッキリ姿を表すかのように
私には 見えるのだ。




平凡な毎日だ。
結婚していた頃が
ジェットコースターの一番まえなら
今は、好きな形の乗り物に乗って
手をふるメリーゴーランドだ。

さて、私は 馬に乗っているのか、
はたまた、カボチャの形の馬車にでも
揺られているのかな。

1週間に1度は ブログを書こうと
内心決めてはいるのだが、
もともと 自己肯定感も低い私、、、
お洒落な事も 書けない自分、、、

好きな事は
アメリカドラマを観て
イライラしながら
お煎餅をかじる事である。
なんてこったい!

生徒さんの補習につきあって
帰ってくるのも 遅くなる。

皆さんが きっと晩御飯食べて
さぁ、そろそろお風呂入ろうか、
そんな時間が
 私の¨ただいま¨な 時間かもしれない。

でも、仕事が 楽しい。
それは 誰からの贈り物だろう。
思い当たる節がある。

母の父親は若い頃、イギリスへ妹と共に
留学し
帰りの船で 妹を亡くした。

妹の名前は ¨ローザ¨だ。
18歳で 亡くなってしまった。
ずいぶんと ハイカラな家だったと思う。

母の父(つまり 私の祖父)は 大学で
英語を教えていた。たくさんの生徒さんに
囲まれていたと言う。

私が 初孫だったので
私の父、母が考えていた「リカ」
と、言う名前を却下し
祖父の名前から 一文字もらって
私の 名前が¨ はい、一丁あがり¨だ。
平凡な 名前ではあるけれど
あんまり、同じ名前の方に 出会う事は
なかったように思う。

「リカ」だったら 
私の運命は 変わっていたのだろうか。

この平凡な顔に
「リカ」なんて 華やかな名前は
きっと追い付かず
ますます、ドタバタ、ジタバタ
スッテンコロリだったかもしれぬ。

きっとその祖父が 私を今の仕事へと
導いてくれたのだと
心のすみっこで
ちらり、と考えている。




だって、彼岸花が 綺麗だもん。
ニャロメ。

いつも ご訪問 ありがとうございます。



和寿、マッテロヨ⤴️