ただ一つの物語~あなただけのドレスを~

ただ一つの物語~あなただけのドレスを~

お直し(サイズ調整)からドレスまで。元パタンナーのドレス製作日記です。

子どもの頃から何か作ることが大好きで。

綺麗なドレスが好きで。

既製服のサイズが微妙に合わない。

自分の欲しいものは自分の手から生まれ来るものだと

いつのまにか知りました。
Myウエディングドレスから我が子の水着まで。

自分で縫えるものは何でも自分で作ってきました。


「別たち」というカッター?を買いました。

250614a

ロータリーカッターでお馴染みのオルファ社製です。

長さが5センチ弱の真っすぐな刃のカッターです。ナニをするために買ったかというと、ノッチを入れるため。

カッティングマットを敷いた裁断机で裁断するようになってから、基本的にロータリーカッターを使っていてノッチ(合印)もロータリーカッターで入れていたのですが、たま~に勢い余って切り過ぎてしまうことがありました(汗)

加減をしているので、さすがに縫い代の1センチを超えて切ってしまうようなことはありませんが、微妙にちょっと切り過ぎた。。。💦ということはちょくちょくあって、ロータリーカッターでノッチも、というのはハイリスクだなぁと。

古くからの友達がやってたノミで切り込むというのもやってみたのですが、手持ちのノミは結構使ってたからかどうにも切れ味がイマイチ😅特に薄い生地はスパッと切れてくれずストレスが💦

最近になってとあるインスタの動画でノッチ入れるのに、この別たちを使っているのを見かけてこれだ!と思ったワケです。

さっそく使ってみたら切れ味は良いし、何より切込みすなわちノッチの長さも自由自在。

ノミも最近新調したので試してはみました。新品のノミは切れ味良くって、ノミでも良かったか?と一瞬思いましたがノミはまずホール開けに使うし、切れ味落ちたら研がなくてはならないけど、別たちはロータリーカッターのように刃が替えられるのでやっぱりこっちですね😅

ノッチに加えてもう一つ、別たちがあるとパターンの内角に切れ込み過ぎなくて良いというのもあります。

250614b

ちょっと見づらいですが、縫い代の内側部分に幾つかの切れ込みが入ってるのが判るかと思います。

ロータリーカッターだと、パターンに少し食い込むくらいに刃を入れないと内角がスパッと切れないんですよねぇ。自分のパターンなら多少切れても良いですけど、お仕事で預かったパターンに切れ込みが入ってしまうのはやはり気になります。特に、プチ量産などで数枚、場合によっては10枚以上裁断するとパターンに無数の切れ込みがついてしまうことも💦

これで、これからは預かったパターンも切れ込み過ぎずに済みそうです、今ごろ?という話しもありますが(爆)

私の仕事机、裁断台のカッティングマットを新調しました。

文化の購買で買えるこのマットは、薄くて安価な割にはかなり丈夫な方だと思うのですが、長年ロータリーカッターを受けて来たので傷がひどくなってきて。カットするのによく使われる場所は、傷を通り越して抉られてるところも(!)

なんといってももう30年以上使っているのだから、さすがにそろそろ寿命かなぁと思ってたところに決定打。

薄くて柔らかい芯地が、すぱっと切れなかったのです、ロータリーカッターの刃を新品に替えても。

やっと!?諦めがついて買い替えました。

早速、今お請けしているワンピースの裁断をしましたが、新品どころか結構な枚数を切った後のロータリーカッターでも軽くスパッと切れてくれまして、ずるずると買い替えを先延ばししてたことを反省しました。  

 

 

バイヤステープメーカーが増えました。

もうずっと昔から、クロバー製のテープメーカーは愛用してて、5種類あるサイズのうち50mm以外は全部揃えてます。

これまでで、いちばん出番が多かったのは12mm(折って6mm)ですかね。。。ですが、お仕事では、折った状態で7mm上りのテープを要することがちょくちょく出てきました。(自分が)縫い易いから6mmで仕上げました!とはいかないのが請け負い仕事なわけで(苦笑)

でもクロバーさんには残念ながらそのサイズがないので、工業用で探してNIPPOさんの15mm上りのテープメーカーを買いました。(NIPPOさんでは、アイロン両折りホルダーという名称)

15mm上りでも、二つ折りすると布の厚みに取られたりクセ取りして痩せることも多いので、最終的にはほどよく7mmになりますw

NIPPOさんのそれはさすが工業用と言うべきか、他にもクロバー製にはないサイズがあるので心強いです(^o^)