ここ数ヶ月、行きたい所に
ほとんど出かけていない。
そういう生活に、何となく
慣れてしまったような感じ〜。
心だけTVやスマホの
画面の内を浮遊するばかり。…

コンサートやお芝居だけでなく、
大好きな美術館・博物館にも
行きたくても
行ける状況ではなかった。

最近の「新美の巨人たち」で
画家の三岸節子さんが
取り上げられていたが、
実は以前10年間ほど
節子さん縁の土地に
住んでいた経験がある。
TV取材されていた
晩年のアトリエではなく、
新婚の頃に好太郎さんが
設計したアトリエの
敷地内に建てられた
ご親族のマンションに〜。




札幌の三岸好太郎美術館に
行ったのが2014年の5月。
ジュリーの音楽劇「悪名」
大千龝楽のとき。
チケットは取っていなかったが、
チケットの余分があるからと
友人が誘ってくれて、
行くことができたラッキー。

その当時、
月刊誌に美術館めぐりの
連載を持っていたので、
帰宅してから
好太郎について詳細を調べた。
都内に現存しているという
好太郎が設計したという
アトリエを訪ねてみたいと
資料をたどっていたら、
何と以前に住んでいた住所!!
既にそこから引っ越して
何年かたっていた。

そこで暮らしていた10年間は、
札幌に行くことは
一度もなかった。
画家のアトリエの存在に
気付く機会もなかった。

2014年のこの時の感動は
ココログにも綴ったが、
その前後にも偶然の
ご縁が重なった。
天から与えられたような
トキメキの連続だった。

http://majulinekoneko.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/1-cc8a.html


その後何年かぶりに
お訪ねしたのが、
去年の5月のこと。
不思議なご縁の繋がりを
再び懐かしく思い出した。





時間を遡る不思議な
ひと時を経験したあの日、
そしてあの頃のこと。

札幌に行くことがなかったら、
一生気付かないまま
だったかもしれない。
誘ってくれた友人には
今も深く感謝している。

そして、画家三岸好太郎と
節子夫妻の生き方に
興味を持たなければ、
あれほど素晴らしい
トキメキを体験することも
なかったかもしれない〜。


※追記です。
不定期のようですが、
三岸アトリエは
一般公開されています❣
また伺いたいと思いつつ、
もう1年たってしまいました。
三岸ファン、建築好きには
たまらない貴重な
昭和モダニズムの空間です💞

予約制のレンタルスペースとして、
カフェも併設され、
運営されています。
場所は、
東京都中野区の住宅街です。





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