ここ最近急に冷え込むようになりましたね。

食欲の秋… 芸術の秋…

と云う事で…

昨日は国立劇場で花柳鶴寿賀先生の舞いを見て来ました。


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国立劇場は随分前に能を見に来たのが最後だったから凄く久し振り。

着物を着る人が本当に少なくなった昨今の日本ですが… ここは平日だと云うのに実に多くの方がお着物姿でいらしていました。

そんな雰囲気なのは分かっていたので、私も少しエレガントめなワンピースを着て行って来ました。


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ふわっと広がるシフォンの素材がエレガントなワンピースで、これを着ているといつも皆に褒められるんです…

ちょっと普段の私より上品で可愛い目のワンピース!


話しは昨日の花柳鶴寿賀先生の舞いですが…

もの凄い迫力で圧倒されました!

その迫力の演目の一つは千年前に仏教説話集の中で誕生した「清姫伝え」

可憐な清姫から愛しい安珍様の裏切りに毒蛇に変身していくさまは見るものを圧倒する迫力でした。

舞い、語り(唄)、衣装これらが一体となって繰り広げられる世界は一瞬私を千年前の伝説の物語の中へ連れて行ってくれました。

ヨーロッパのオペラは歌、舞台装置、衣裳、音楽のすべてを結集した最高芸術と云われていますが、日本古来のこう云う伝統芸や舞いも本当に素晴らしい芸術の結集だなぁ~感激しながら帰って来ました。


今回の平成25年【第68回】文化庁芸術祭参加公演だそうです。

慌ただしい毎日を送っていますがたまにこう云う芸術に触れる事も非常に重要ですね。


人の魅力を磨いて行く上で何よりも重要な「感性」

「感性」を磨くのは難しい事ですが、良いものや本物に触れ、感動する事…

今はIT社会で便利になりましたが、たまにはパソコンやスマホから離れ、本物を身近で感じ感動する時間を持てるようにしたいな…と、つくづく考えさせられました。