昨夜、彼から父に電話があった

「なんでんねん、婿殿」って電話に出る父
緊張しながら、いちおうウケてる彼

彼が父に「お会いしたいです」とリクエストした

ところが父は
「こちらがもらってもらう側なのだから
 こちらからお願いに上がるのが筋」
と言って断った

普通は逆だから
彼が
「いえ、僕がご挨拶に行きます」って言ったのに
父は聞かない

「いや、それでは困ります」
と彼
「まったく困らない、それが私の筋だ」と父
「僕がもらう側です」
「こっちがもらってもらう側だ」

押し問答の後に
「じゃあ、スカイプでじゃんけんしよう

彼もノリノリでどこまでが真面目で
どこまでふざけているのか分からないよ

男の人ってやっぱり変ですね

あたり前のことだけど
二人とも結婚は初めてなので
何がどうなのか、さっぱりわかってなくて

どちらかと言えば
私の方がちょっとしっかり者って感じ

婚姻には戸籍謄本が必要なんです

市役所に行き戸籍抄本と
名字を変えられるすごいツールをゲット

彼が「来週決着をつけるで!」と言ってくれたので
記入して持っていくことにした

午後から母とともに天満屋と言うデパートに行き
絹の風呂敷やエプロン、パジャマなど、
向こうで住むために
必要なものを買ってもらう

お正月に使う秀平椀
私が幼いころから
「これはお前がお嫁に行くときに持って行きなさい」
って父に言われてた

割鞘の家の娘たちは
お嫁に行くときに
昔からうちに出入りしていた輪島塗りの
業者さん(西梶さんというらしい)が、
娘たちみんなにプレゼントをくれたそうな

螺鈿の入った鏡台だったり
輪島塗の小ダンスだったり、手鏡だったり。。。

贅沢なものばかりで、時代の栄華を感じます
ただし。。。
下に行くほど地味になってきたそうですが

「私にはないのかなぁ~」って聞いたら
「あるはずないだろ」って言われた

 
菱の部分が金で
花の部分が銀のなの
銀はくすむから
磨きに出さなければならないのです

パパからはおそろいのバカラのワイングラスをもらう
20歳になったらこれで乾杯するんです

明日は父が彼に会って
「娘をもらってください」ってお願いする日

結婚するって大変。。。だけど、すべてが幸せ


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