おかーさんの職場の話。今、数年かけて「老朽化した建物の改築工事」が行われていて。

 

今年度ずー--っと使えなかった幼稚園の園庭が、やっと残り1か月ちょいになって、新しくオープンした!

ほら、こんな風に。新しいプレイグラウンドには、強い日差し除けのホロもついている。青い地面も海を連想させるさわやかなカラーだし。いいねぇ~。

 

このプレイグラウンドが作られている時、幼稚園児もいわゆる「はたらくくるま」系の車が稼働している姿に興奮して。おかーさんもその姿を見て、「私たちのプレイグランドを作ってくれてるんだよー。できたら遊ぶのが楽しみだねー」とか話していた。

 

で。

このプレイグラウンドがオープンしたのが月曜日。

翌、火曜日、気がついたら、3-4歳児クラスの子たちが、今までの「仮設プレイグラウンド(遊具のない、フェンスで囲まれたつまらないエリア)」で遊んでいるから。

 

あれ?どうしたの?新しいプレイグラウンドは?と聞いたら…衝撃の答え。

 

 

あのプレイグラウンドは、5歳以上の子供用に作らていて、この子たちには危険だから、今まで通りここで遊ばせている…と。

 

そ、そんな…あ、アホな!!

 

でも、ここはアメリカ、そういうアホなことも平気で起こりえる国。

 

おそるおそる、プレイグラウンドに近づいてみると…

ギャー―――― 本当に5歳から12歳向けって書いてある!!!!チーンチーンチーン

 

……………。

 

もう、なんて言っていいかわからない。絶句。これはジョーク?

笑うべきか泣くべきかわからない。

 

5歳以上の子供向けの遊具は、この学校に既に2か所あるっつーの!

これは、ゲートで囲まれた、プリスクール向けのエリアなのに…なんでプレイストラクチャー(遊具)が5歳以上向け⁉

え、3,4歳児はどこで遊べと?

 

これ…なんたるお金と時間のムダ?

ひょっとしてシールの貼り間違い?と願いたいが…。

校長は知っているの、このこと?と幼稚園の先生たちに聞いてみたけれど、みんな「さぁ…多分知らない」。はっきり言って、みんな校長のことを怖がっているから、誰も「校長、3-4歳児用の遊具が5歳以上向けって書いてありますけど、どーいうことですかー?」と面と向かって聞けない(笑…いや笑えない)。

 

私が言いに行くのも…おかしいでしょう?

3-4歳児を担当している先生たちで、どうにか団結していいに行った方がいいよ~と言ったけれど…。

 

折角きれいにできたプレイグラウンドなのに…子供が遊べない…なんたる皮肉!!!

ホント、ジョークだと思って笑い飛ばしたい(涙)。