そうそう、ハロウィン開けは、Dia de los muertosでしたー。例年は夜暗くなってから、家族や近所の人も参加できる大きなお祭りとして祝われるんだけれど、今年はコロナの影響でそれはできず。学校の時間中に、子供たちだけでお祝いすることに。
(それでも全面中止だった去年よりはよっぽど嬉しい)
 
カイカイがキンダーに上がるまでは、おかーさんにとって無縁だったこのイベント。メキシコの「死者の日」=日本のお盆みたいなものです。
8年もやっていると、もう毎度おなじみ、またこの時期が来たか…ってなもの。
 
パペルピカード(ペーパーティッシュで作る旗)とか、砂糖で作った頭蓋骨とか、マリーゴールドのお花とか、いろいろあって。おかーさんがいまだによくわからない(毎年このイベントの「こういうものを用意してくれる人、サインナップしてください」的なボランティアには参加していない)ものもある。だって、メキシコ系じゃないから、こういうイベントで用意するものって、なんかどういうのがいいのかぴんと来なかったり。「砂糖で作った頭蓋骨を25個用意してくれる人?」って聞かれても、そもそもそういうのっていったいどこで売ってるの?って感じでしょ。

でも、8年やっていてわかったことは、「オフレンダ」と呼ばれる祭壇が一番大事。で、毎年、学校の各クラスがこの「オフレンダ」を準備して、教室の前に飾る。これがメインイベント。
 
毎年「オフレンダに飾る故人の写真を持ってきてください」という風にRoom Parent(学級委員さんみたいなの)に言われるのもわかっていて。カイカイが小さかった頃は、それも今一つぴんと来なかったからやっていなかったんだけれど。
 
ここ数年は、ひろじぃを学校に連れて行っています。お葬式をやった後に、葬儀屋さんがくれたのよね、ちょうどいいサイズのこういう祭壇用の写真たてに入った写真。これねぇ、もらったときは何とも思わなかったけれど、意外と便利で。毎年お正月とかにもひょいっと「スペシャルゲスト」としてテーブルに登場させらえるし。こうしてDia de los muertosにも参加してもらえる。

ほら、ソラ子のクラスのオフレンダに、ひろじぃ参加したよー。

ソラ子は毎年ひろじぃを連れて行っている(去年はコロナでやっていないが)ので、たまにはじぃじを連れて行きたいと頼まれたが。じぃじは写真がないのだよ…ごめんよ。またいずれの機会に。このオフレンダ、よく見ると他の家族の故人とか、犬3匹の写真もあったけれど。こんないろんな人(故人)が集まった場…ひろじぃは苦手でぶすっと黙っていただろうなぁ。確かにじぃじの方が社交的に過ごしていそう…なんて想像したりして(笑)。

 

翌々日、無事にひろじぃの写真を持って帰ってきたソラ子さん。

「ひろじぃis in my backpack(ひろじぃ、バックパックに入っているよ)」

そして

「ひろじぃ 泣いてたよ」だって。

 

え、どういうこと?と聞いたら、どうやら写真たてに水がついていて、ひろじぃが泣いているように見えたらしい。あらら。やっぱりこういうにぎやかな場は苦手だった?