どーでもいい仕事の話。

職場の中重度クラスに、おかーさんが幼稚園時代から見ている6歳の女の子がおりまして。

その子は、いつも家からディズニープリンセスとかLittle Peopleとか、そういう類の小さな人形を持ってきて、学校でどこに行くにも持ち歩いていたりするのね。

で、音声言語はごく限られているこの子は、iPadのコミュニケーションアプリを使っているのだけど。

そのアプリに自分の人形をボキャブラリーの一つとして入れて欲しがったりするのよ。そのやり方を知っているのは、担任のケイトもしくはSLP…つまりおかーさんで。

だから、おかーさんのところに自分のiPadと入れて欲しい人形を持ってきて。一生懸命iPadを指さして、「ここにこれを入れてちょ」と頼んでくる。

この日もこの女の子がやってきて、これを私のコミュニケーションアプリに入れて!と指さしてきたから、

オッケー…と、人形の写真を撮って。はて、この人形、いったい何?

なんか頭が肉まんな人形…。かわいいお顔にしているっぽいけど、かわいくない。これ、肉まんだよねぇ?それとも玉ねぎ?いやまさか。やっぱりまんじゅうだよなぁ。

担任のケイトに、「これ、なんて名前の人形なん?」と聞いたら、「彼女はいつもベイビーと呼んでるから、私も同じようにベイビーって言ってる」と言う返事。

あっそ。じゃ、まぁベイビーと入れておくか…と言うわけで、コミュニケーションアプリには、肉まんヘッドの写真と共に「ベイビー」と入れて登録。この生徒も「ベイビーラブ」と言って喜んでいたし。ま、よかったね。


そしたら、夕方。
ケイトからテキストが。


あの肉まんヘッド、「my squishy little dumpling」

と言う名前らしい(笑)。

わざわざ写真付きで送ってくれた。ね、かわいさはビミョーじゃない?


今時は何でもスクィッシー(ぷにぷに握って楽しむおもちゃ)になるのね…。なぜにまんじゅうヘッド…。アジア人の発想ではない気がする…。


そんな事を思った、おかーさんだったのでしたー