補習校も辞めたし、すっかり日本語の勉強が二の次になっている今日この頃。
もう学年相応の勉強についていかせるのはキビシイ(特にソラ子)ので、家で子供向けのクロスワードとかやらせて、とにかく日本語に触れる時間…日本語を目にして読む時間…みたいな気持ちでやっている。新たな漢字を覚えることが狙いというより、ひらがなカタカナ、低学年の漢字を忘れないように…みたいな目的。
ある時、ソラ子がやっていた日本語クロスワードが、世界の国名で。
アルゼンチン…ああ、クリス君が住んでいた国よ
とか
イスラエル…ああ、ロンがイスラエル出身らしいよ
とか、なんとかなじみが持てるように話していたのね。
思えば、カイカイは幼児期、国家や世界の国々に興味を示した時期があって。ランダムに、ケニヤとかエジプトとか、なんかいろんな国の本を借りてきた(本人が選んで)ことがあったなぁ…。
それに比べて、ソラ子はそういう知識欲は全くなく!いまだに、世界の国々なんてどうでもいいし。
自分の周りの人が、どこの国出身とかもわかってないし、世界地図の感覚もろくにないはず。
クロスワードの答えの一つが、オランダだったから。
ああ、オランダと言えば、風車、チューリップ、チーズ、後は、木靴!なんて話をしたのね。
横にいたカイカイも、そういうのが好きだから、風車…windmillねーなんて話に入ってきて。
で、おかーさん、木靴の画像を検索して、子供達に見せながら。「昔オランダ行った時にまぁちゃんが木靴をお土産に買って。うちの玄関にずっとおいてあったの。中には宅急便の時にパッと出せるように印鑑が入っていてね。おかーさん、木靴って言うと、家の玄関に置いてあったから、すごいなじみがある!」なんてエピソードを加えて。
カイカイはこういうエピソード、ストーリーを聞いて、それが記憶に残る人。何かを覚える時にこういうことが役に立つ人。
一方ソラ子は、同じことをしても、今ひとつそれが役に立っているフィードバックは得られず…
今回も…
なんかおかーさんのおしゃべりが虚しく宙を舞って消えていっている印象(カイカイの頭にはしっかり入った感はあったが)…。
ソラ子はその間、ずっと木靴の画像に目が釘付けで。(下の写真がその画像)
ソラ子が放った一言は「これって全部同じ人が撮った写真なのかなぁ?」
えー?気になるところはそこ!?
おかーさんの話、聞いてた!?
耳から入る情報よりも目から入る情報の方が圧倒的に入りやすい人なんだろうけど…
おかーさんとカイカイは超びっくりした…ソラ子さんの頭の中で何が起こっているか、少し垣間見れたそんなエピソードだったのでしたー。