仕事の話。
先々週あたりすっごくしんどい一週間を過ごしていました…。
というのも。
 
あの「突然仕事に来なくなった困った先生」。その先生(J先生としよう)の不在をできるだけカバーして、もはや管理人まがいの仕事(毎朝のズームを開ける)までやってあげていたのは、おかーさん。
 
J先生とおかーさんは毎週月・火と二人で彼女のクラスのズームを切り盛りしていた。彼女がいなくなってからも、一人で同じことをやって。まぁ不在の影響が大きく出ないようにしていたさ。
 
そして、彼女がいないのが5週間過ぎて。もう来週もどうせ帰ってこないんだろう…と、代替の先生と来週の月・火はこういうことしようね…の打ち合わせまでして。
 
そうして迎えた月曜日…突如彼女は戻ってきた。それがわかったのも、彼女が自分の生徒の親向けに「今月は『Farm Animals』をてーまにします!」みたいな発表をして、Farm Animals にまつわる一週間の予定とかを送ったのを見たから。
 
え?スタッフには事前に何の連絡もなしに、戻ってくるその日にそれを親だけにアナウンスするか??
私と代替の先生は「今月は昆虫をテーマにしようか」って話して、それに基づいて本を選んで、やることも準備したのに…。
 
びっくりしながらも、朝一の彼女のズームへ参加。
今日は私、彼女と事前に何の打ち合わせもしていないし、「Farm Animals」の用意は何もできていないから、今日は彼女が全体を仕切って、私は子供たちへの言葉かけ+観察メインだなーと思ったのよ。だってしょうがないじゃない?何も聞かされていなかったんだから。
 
そうしたら、彼女、突如、ズームの最中に突然、生徒&親に向かって、「さぁ今から、Ms. Junkoのスピーチです!」と。今まで、そんな流れで月・火のズームをしたことがなかったのに。なんか突如、「さぁどうぞ、「スピーチ」をやっっちゃって!」とばかりに、私に振ってきた。
 
え?そういう打ち合わせにはなっていなかったと思うんだけれど…っていうか、あなたとは何の打ち合わせもできていない状態だし!
なんかねぇ。私をみんなの前で困らせて、悪く見えるようにしているような…そんな悪意を感じる…そういうふるまいだったの。
 
で、しょうがないから、「え、私に何かしてほしいの?っていうか、やることは用意していたけれど、それは「Farm Animals」のテーマには沿っていないわよ。だって、Farm Animalsをやるとは聞かせれていなかったから」と言い返したのね。
 
そしたら、ヤツは「Oh Ms Junko~」と笑って、「本を読んでほしいなら読むわよ!」と言い張る私を無視して、とっとと自分が用意していたFarm Animalsのアクティビティを始めやがったむかっむかっ
 
何かがおかしい…なんだ!?何が起こっているんだ?
 
 
 
そして、イヤーな気持ちのままズームが終わり。続いて彼女からメールがやってきた。
読むと…びっくり。
私への文句!!!
「何が言いたいかと言うと、basically I just want you to do your job (基本的に言いたいことは、あなたにちゃんとじぶんのしごとをやっていただきたい)」と。
 
……………え?
 
な、なんですと?
 
5週間自分の仕事をしないで、生徒を見なければ、IEPミーティングも黙ってキャンセルして、何のフォローもなかったのは、あなたでしょう!!!そんなあなたに、「仕事をしろ」と言われる筋合いはなーーーーーーい!!!!
そんなあなたを助けようと(彼女の不在がおおごとにならないように)カバーしていたのは、ほかならぬ私じゃー!!!
ホント、開いた口が塞がらないやら、はらわた煮えくりかえるやら!!!
 
 
しかも何がびっくりって…彼女、この私への文句のメール…校長にもCC(校長も閲覧できるように)していたの!
彼女は確か、1月に校長との間にもめごとがあって、それをストレスとして休み始めたはずなのに…なぜここで校長を絡めてこようとするのかすごい不思議。だって、校長を巻き込んだら、彼女の方が不利な立場にあると思うのに、なぜわざわざ校長を巻き込もうとする???自分の話は筋が通っていると思っている???えーーー!!!???おかしい!?
 
 
一体何が起こっているの?
おかーさん、超ストレスマックス!
複数の方面と連絡を取りました。
 
1.同僚のOTとPT(J先生のクラスに入っている他職種の人たち)にグループテキスト→「それは先生がおかしいと思う。校長に相談したら?」「ジョージアンに相談してみるのはどうかしら?」のアドバイス
 
2.J先生のクラスのアシスタント2名。J先生が休んでいる間の5週間を共に乗り切ったことで、おかーさんは5週間前より親しくなっていた彼女たちにメール。「私、今日帰ってきたJ先生に『ちゃんと仕事しろ』って文句言われたんだけれど、私の仕事ぶりを見て、仕事していないって思うことあった?」と。 →アシスタントA「いや、あなたはあなたの仕事をちゃんとしていると思う」 アシスタントB[You went above and beyond(あなたはあなたの仕事以上のことをこのクラスにしてくれたと思う)」 と二人とも、おかーさんのことを認めてくれた。そして二人と、「I beg you (お願いだから)校長先生にこの状況を相談して!」と言ってきた。実は彼女たちも、このJ先生とうまくいっていなくて、そのことを校長に相談しようと計画しているらしかった。
 
そうか、やはり校長に相談か…。っていうか、J先生がもう勝手に校長にCCしている=もうすでに校長を巻き込んでいるんだから、まぁいいか。私が始めたケンカじゃないしぃ。
 
3.ジョージアンに「I Need you help」とテキスト。このJ先生、ジョージアンのクラスの後釜に入った人で。ジョージアンは今では普通学級の先生だけれど、それでもまだ我が学校区の幼児特殊教育界ではかなり顔が利くとと言うか…立場が強い人でして。確か、J先生のメンター的な立場だったはず…。
 
9年?10年?長い間一緒に働いたジョージアン。カイカイとソラ子を教えてくれた先生でもある人。
今思えばなんてラッキーだったんだろう。後釜がこんな厄介な新米先生で…ホント迷惑笑い泣き
一緒に働くのに、多少の打ち合わせはしたけれど、たいていは、打ち合せしなくても、彼女は私が何の意図をもってクラスにいて子供たちを見ているのか、当然のように理解してくれていた。一見何もしないで、ただ教室にいるように見えて、実は私は、子供たちの言語を伸ばすための働きかけ(言葉かけとかモデリングとか)しているわけで。それは、わからない人から見れば、ひょっとしたらただのおしゃべり好きなおばさん…とか、ペラペラ同じようなことを何度も繰り返して言っているうるさい人…に見えるかもしれなけれど、ちがう!私にはちゃんと教えたいことの意図があって、それに基づいてしゃべってるねん!!そんなこと、言わなくてもちゃんと理解していたジョージアン。っていうか、彼女自身が、スピーチセラピストと同じような意図をもって子供たちに話しかける…スピーチセラピストのような特殊教育の先生だったから、時には、二人で同時に同じような言葉かけ(モデリング)をしちゃったりして…「あぁ彼女、スピーチセラピストみたいに考えられるんだなぁ、さすが」と思ったものですが。
 
しょうがないから、その日の午後に電話で話を聴いてもらった。
 
ジョージアン…超驚いて、ショック受けていた。そんなひどいことを言われたの!それはショックだったでしょう!!!と言ってくれた。
そして、「私、彼女の大学院(J先生は今、大学院にも通っている)のメンターではあるんだけれど、特殊教育の先生としてのスーパーバイザーはほかにいて、その人は私の友達だから、今夜にでも彼女に電話して事情を話しておくわ。彼女の口から、J先生に指導があった方が、彼女も聞く耳を持つのでは」と。
 
ところが翌日。
事態はますますエスカレート。
「あなたがリードしてスピーチをやる日以外、私のズームには来ないで!」と言ってきたから。
「午後の重度の子は、毎日の30分のズームのほかに、さらにスピーチのズームをするのは得策ではないと思う。クラスのズームですらなかなか大変なのに、さらにズームの時間を増やすことが彼にとっていいとは思えない。週1回私がリードする日以外、もう1日、彼がクラスのズームでどうしているのかを見たいし、クラスのズームの中で働きかけたい」と提案したら。
 
「あなたはもう私のズームには一切来ないで!自分でズームを作って、勝手に親と連絡とって生徒を見て!」と。
えーーーーーついに全面出入り禁止くらった!!なんなのーーーー!?
それは生徒のためにならないだろう!!!
 
なので、ジョージアンにテキスト。「ついに全面出入り禁止を言い渡された…」と伝えたら。
「そんな馬鹿な!」と即行電話かかってきた。

なんでもジョージアン、前日の夜、J先生と別件でミーティングをすることがあって。
そのミーティングの後で、J先生の方から「スピーチセラピストとCo-teaching(一緒に教える)ってしなくちゃいけないの?」的な質問をされたから、「それはどんだけ大事なことかよーく説明した!!!」らしく。ついでに、「Junkoがスピーチセラピストであることがどんなにラッキーなことかも話した!!!」と言ってくれた。
 
「え、でも、それでも追放されたよ…」と話すと。絶句していた。
ジョージアンがJ先生と話したのは午後7ー8時ごろだったらしく。J先生が私に「追放!」のメールをしてきたのは午後9時48分。
そのことを伝えると、「信じられない…私のアドバイス、何一つ耳に入っていなかったんだ…」と、衝撃を受けていた(笑)。
 
そしてこんなテキストを送ってくれた。

 

「あなたがこんな思いをしなくちゃいけない状況になってしまったことを申し訳なく思っているの。普通学級の先生になることを選択したことで、あなたを捨ててしまって、それによってあなたがこんな経験をする羽目になって…罪悪感を感じているわ。ごめんなさいね。彼女は、彼女のクラスをあなたが担当しているということが、どれだけラッキーなことかわかっていないのよね。昨日話した時に、そのことを伝えようと頑張ったんだけれど、彼女、私が聞いたことに何一つ耳を傾けなかったんだわ」

 

もうねぇ。ストレスでまいっていたから、このメッセージ…心にしみた…涙出そうになった。

ホントだよ…ジョージアン帰ってきてーーーーーー笑い泣き笑い泣き笑い泣き泣きたいよーーーーー!!

 

 

おかーさん、このJ先生には困っていて。ホント、しんどいけれど…一方で、周りの人がサポートしてくれるのがありがたくてねぇ。

周りの人がかけてくれる言葉が優しい…。

J先生は恐ろしい(正直、精神的にちょっと普通じゃない?と思うところがある)けれど、周りの人が応援してくれて。「あなたはちゃんとやっている!」と後押ししてくれて、それがありがたいなーーーー。それを支えに乗り切りたいなぁ…そう思った次第。

 

ちなみに、この話がどうなったかと言うと。校長に相談のメールを入れ、校長が私とJ先生と学校かからのコーディネーターとでミーティングをやることを提案。学校区からのコーディネーターは、見事に私の思っていたようなことを話してくれて、簡単に言ってしまえば、ほらね?私のやっていた事、おかしくないでしょ!!ってな具合になった。アホJ先生は、失礼しました…もごめんなさいも何もなく。「今度からはスピーチとの打ち合わせの時間をもっとちゃんとやるわ」とだけ言って終わったけど。そのあとで、質問ある?と聞かれて、「ズームリンクってセラピストとシェアしなきゃいけないの?」と聞いていたから、ダメだこいつ…と思った。今までのコーディネーターの話を聞いてれば、そこから答えは導き出せるだろうが!



でも、おかーさん的には、この一件…校長もどうにかしてくれようと動いてくれたことが、嬉しかった。ミーティングがあった後、先日ばったり学校で校長に会ったから、「私を助けようとしてくれてありがとう」と校長にあいさつしたら。

校長にも「I feel sorry for you!」(あなたのことを、かわいそうにと思った)と言ってもらえた。

この言葉から察するに、校長も「Junkoはちゃんとやっているのに、ひどいことを言われた」と受け取ってくれていると思うんだよね。よかった。


はっきり言ってJ先生はストレスだけど、ホント周りの人達がありがたいー。