おとーさんが夜ご飯に作ったお味噌汁…きのこが入っていたの。

偏食カイカイは、キノコを全て取り除いたのに、それでも食べたがらず。おとーさんが怒っちゃったのね。人が作ったものを残すなんて失礼だー!みたいに。

まぁね、確かにね。
きのこは取り除いたのだから、後は食べちゃえばいいのに…って、思うけどね。
きっと、嫌いな人に言わせれば、汁に味が染み出していてイヤだ…とか、理由はあるんでしょうが。

で、おかーさんも自分が作った時に残されるとイヤな気持ちするし。そんな時に、おとーさんが横から、「まぁね、もっと子供が好きなメニューを作ったらいいんじゃない?」みたいなこと言われると、腹が立つから、おとーさんの気持ちもわかるんだけどね。

でも、作った立場じゃないと、「そんなに怒らなくてもいいんじゃない?もともと嫌いってわかっているものを押し付けているんだし…。ちょっと怒り過ぎな感じもあるよね」と、そんなふうに思える状況だった。


そしたら、カイカイ。もう食べない!と、黙っていなくなって…部屋にこもってしまった。

ちょっと経って、カイカイどうしているかしら?と部屋を覗いたら…カイカイがいない!

あれ?部屋にいないのかな?あちこち他の部屋を見てもいない…

やっぱり自分の部屋にいるはず…

どこに隠れてるの?と探したら…
クローゼットの中で体育座りしておりました。(この閉まっている方の扉の裏におります)
ビックリしたー!
一度開けて見つけたんだけど、本人がまた閉めてしまったので、そのまま放置しておきました。


翌日。
昨日のイヤな気分はすっかり過去のこととなった昼下がり。

カイカイになんで怒ったのか聞いてみたら。
「ちょっとおとーさんも怒りすぎだと思う」
と嫌になったのだったらしい。
なるほどねー。


それであそこに隠れていたの?と聞いたら…

I kind of like this place...(あそこ結構好きだった…)

だって。あっそ。

ちなみにその会話をしている時に、ふとカイカイのベッドサイドを見たら…

本の山でエッライことになっていた❗️倒れてきたら危なさそー。
以上、11歳のカイカイのとある日の出来事でしたー。