月1回髪の毛を切りに行っていたおとーさん。このロックダウンで、髪の毛を切ってくれ人もいない!
2か月経って、髪の毛がボーボー!あまりのうっとうしさに、本人はもちろんの事、こっちも嫌になってくる…そんな長さになった。
でも、だからと言って、どうする?
カイカイの髪の毛はおとーさんが上手に切ってくれるからいいけど。おとーさん、自分の髪の毛を自分で切るのはムリでしょ…。
おかーさん、大昔、まだカイカイが生まれる前。
おとーさんに頼まれて、おとーさんの髪の毛をバリカンで丸坊主にしたことはあって。
それだったらできるけど…。
でも、あの丸坊主にしたとき、思いのほか、周りの人の反応が激しかったのよねー。
「なんか、悪いことでもしたんっすか!?」みたいな。なんかの禊で頭を丸めた?みたいな質問をいっぱいされて、なんかイヤだったのよねー。
おとーさんが「久しぶりに坊主にしよう♪」って思いついて、それで、あ、そう?じゃあすればーって。それだけのことだったのに。やたらと周りがうるさかった…。
だから、おとーさんが「もう髪の毛、我慢できない!いっそのこと、坊主にしようかな…」と言い出した時に、全力で止めた!
そしたらおとーさんが。
「オレが監修するから、切って!」としつこく迫ってきた。
えーーーー 人の頭髪を切る趣味はない!全く興味ない!やりたくない!!
と、返事もせずにスルーしているのに。
おとーさん、勝手に着々と、床にビニールを敷き詰めたり、道具を出したりして、床屋さんの準備を始めているし!
で、「じゃ、お願いしちゃおっかな♪」とか言って、散髪ケープかぶって待ってるし…。
ええええええええ やだーーーーーー。
すっごくやりたくない。
やるなんて一言も言っていないのに…。
なんかえらい強引じゃないですか?
でも、確かにあの伸びた髪の毛は見ていてこっちも不快…。
「どんなことになっても、決して訴えません!」と書面にサインして!と確認した後(実際はサインしてないけど)。
渋々。
すっごーーーーーくしぶしぶ。
おかーさん、散髪業務開始…。
正直、自信ないし。
やりたくないし。
なので、子供たちがそばで「あーだこーだ」(彼らのほうが、おとーさんが普段カイカイの髪の毛を切っているところを観察していて、道具の使い方をよく知っている)アドバイスやらコメントやらしつつ、見守った状態で実行。
おとーさんも「あーだこーだ」うるしいし。
あーもう、みんなうるさい!
やりたくないって言ってるのに、無理やりやれって言うから、渋々やってあげてるのに!!
っとまぁ、ホント、まったく気分が乗らまいまま、散髪業務終了。
おとーさんも、「あーーさっぱりした」とお喜びの中、シャワーで髪の毛を落としに行った。
そして出てきて言うには、「この辺、はげてる!!虎刈り!!!」
そう?
気のせいだよ。
っていうか、もともとまだら禿げなんじゃないの?と言い返してみたけど。
そう?
反対側はうまくいっているし。
後ろなんかは「〇〇さん(いつも髪を切ってくれる人)よりうまく切れているかも!?やっぱりオレの監修がよかったんだな!」なーーーんてお世辞を言うくらい、おとーさん、満足のようですが。
左側だけは、ものすごく不満なようです。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
誰もそんな細かいとこまで見てないって!!
おおむねうまく切ってもらっただけでも、感謝してほしいわー。
なんなら、そのだけ、地肌、黒く塗ったら?
あぁ次回の散髪は、ぜひ〇〇さんにお願いしたいわーーーーー。