カイカイバスケ冬シーズン🏀

レギュラーシーズンは終わって、最後はプレイオフ(勝ち抜き戦)。
土曜日にカイカイのチームはおそらくレギュラーシーズンで1位だったチームと対戦して、ボロ負けで今シーズンを終了するでしょう…。まぁそれはしょうがない。そうしたら、今度はガラッと気持ちを入れ替えて、空手のベルトテストに集中!とか思っていたら…
 
水曜日のバスケの練習終わりに。なんかコーチから紙を渡されて。
見たら、プレイオフの予定。確か土曜日に予定されていたのに、突然の変更で木曜日の5時からになっていた!!!
 
はーーーー!?
木曜日って明日ですけど!?
木曜日って、うち、ピアノ&ドラム→空手のとっても忙しい日なんですけど!!
ピアノとドラムは個人レッスンだから、ドタキャンするとすっごく金銭的に痛い出費(無駄金)なんですけど!!!
 
でも。
バスケの試合に出ないわけにいかない…。
今のこのチーム、カイカイがいても負けるだろうけど。いなかったら、とんでもないことになる…。
 
幸い相手は1位チームじゃなくて、多分4位くらいのチーム。
頑張れば…チーム全員の調子が良かったら…ひょっとしたら勝てるかもしれないチーム。
 
おかーさん、グチグチグチグチ「あぁぁピアノとドラムのお金がぁぁぁぁもったいない…」とずっとぶーたれていましたが。それでも仕方がない。
木曜日は予定を大幅に変更して、バスケの試合に行きました。
 
 
結果。1クォーター後。カイカイチーム2点。相手5点。
第2クォーター終了時。カイカイのシュートを相手チームが妨害=ファール→カイカイにフリースロー2回与えられて。カイカイ、最近フリースローがまた全然入っていなかったのに、この時はまさかの2発2中!!で8対8に追いつきました。
これが第3クォーター終了時。またちょっと離されてしまった。

そして。第4クォーター終了時、多分17対26?とかそんな程度の点差で試合終了。
 
やっぱり負けた。でも第3クォーターの途中では一瞬逆転していた時もあったくらい、接戦だったと言えば接戦だった。
我が2軍チームにしてはよく頑張った。
多分、今シーズンで1番チームの動きがよかったと思う。
(っていうか動ける子がカイカイ、ペイトン+あと3人。残りの子はいつまでたっても全然動けないんだけどね)
動ける子達は、シーズンを通して、しり上がりにみんなそれぞれ成長して上手になっていったと思う。
 
いやーーー残念。いい試合だったし悔しいけれど、まぁしょうがない…。
カイカイ個人は、この試合。にわかにドリブルに成長が見られた。
前日の練習の時、1軍のポイントガード(うちのセンターで断トツ一番うまい子)とぶつかり稽古をさせられたカイカイ。何度もボールをスティールされて悔しい思いをしたけど、一度だけ、うまく彼をかわせたことがあって。その時に、一軍のコーチに「それだよ!そうやるんだよ!」と言われたの。
 
カイカイはその日、一軍エース君に散々悔しい目にあわされて、ぷりぷり怒って帰ってきたんだけど。その時のことをカイカイに話したんだよね。「ああいう動きをするといいんだね。カイカイ、一度うまくいって、コーチに褒められたじゃん」と。あの時のあなたは相手にぶつかっていくんじゃなくて、背中を向けてふわっとうまくかわしたんだよ…ぶつかっていくとスティールされるけど、背中を向けてかわしたから取られなかったんだね…と説明したら。カイカイの中で、なんか目からウロコだったみたいな…そういう、「あ、そうか」って言う表情をしたのね。
 
そうしたら翌日、この試合でのカイカイの動き。この日の彼は、ドリブルでスルリスルリとあちこち方向を変えて、うまく逃げてゴール下まで持っていっていた。今まではもっと直線的な動きだったのに、あ、変わったなーと思った。シュート率が悪かったから入らないことも多かったのが残念だったけど…。
 
 
試合が終わったときに、おとーさんが、相手チームの親に「あなたの子供、すっごく速いわね」って褒められたんだって。そして、その親のそばにいた、相手チームの子供も「ほんとだよ!」と口添えしていたって。ありがたいね。
 
そして、後で聞いたら。実は相手チームのコーチが、試合後にうちの2軍コーチのところにやってきて、「あの12番(カイカイの背番号)は上手かったよ。でもHe needs to slow downだけどね」と言ったんだって。カイカイ、相手チームのコーチに認めてもらえて、それは嬉しいね。しかもわざわざアドバイスまでいただいて…。
(カイカイはスピードが速いのだけれど、速すぎてゴール下のシュートの時にコントロールが下手になる=Slow DOWN!!と1軍コーチからずーっと言われている)
 
 
うちの2軍コーチ。バスケへの情熱はとても深く強く…それはわかるんだけれど、コーチとしてはかなり????な人で。
正直何を言っているのかよくわからないし。(ほんと申し訳ないんだけど)
コーチとしての腕は??????
 
で。
試合の後、コーチがカイカイとペイトンに熱く何かを語っていて。
私たちは「失礼したいけど、捕まってしまった?」みたいな感じで、コーチの熱い語りを前に「どうやって失礼しよう…」とか思っていたら。
ペイトンの家族は、コーチの一瞬の息継ぎの合間を狙って、うまく「あ、それじゃあコーチ、またねーーー」と、ペイトンを連れてスルリと逃げて行ってしまった。
 
あ、うまいこと逃げたなーーーなんて、おかーさんが思っていたら。
ペイトン家族がいなくなった瞬間に、コーチの表情がいきなり変わって…。
 
ん?なんだ?と思ったら、
急にコーチが小声で。
「実はペイトンの家族の前では言えなかったんだけど…」と神妙な口調。
 
なんでも。
うちの1軍チーム。
もし順当に勝ち抜き戦で勝ち抜いて、1位もしくは2位になったら、今度は地区予選に進めるのだけれど。
 
もし、地区予選にでることになったら。
その時には、そのチームにカイカイも加える話になっているから…と。
 
 
えええええええーーーーーーーーーーーーー!!!!
びっくり!!
 
でも、それはまたとないチャンス!!
今までの努力がついに認められて、ついに1軍に迎えてもらえた!
 
2軍コーチは、「ペイトンも一緒に…」って言ったんだけど、それに関しては一軍コーチ渋ったみたいで、とりあえず今回はカイカイのみ…と。
 
わーーーーーカイカイ…ほらね…
「あせるなくさるなめげるな」って言ったでしょ。がんばってればそのうちチャンスは回ってくるって言ったでしょ。
思いがけず、こういう形で来るとは。
 
びっくり。
でも、ありがたい。
 
そして。
あ、どうしよう。
ありがたいけど、これから来週はソラ子のバースデーパーティ。再来週は空手のベルトテスト&ソラ子のダンスパフォーマンス…と予定続きで…。どうしても何かにかぶっちゃうだろうな…。
どうスケジュール調整すればいいんだ…。
 
でも、せっかくのカイカイのチャンス。
どうにかうまく都合つけなきゃーーーー。