日曜日。そういえば学校の先生から、「週明けに算数のテストがあるから、配布したプリントを家庭で学習して、テストに備えてください」的なお知らせがあった。

 

どれどれソラ子さん、ちゃんとできるのかやってみよう…と。配られたプリントに取り組んでみたら…

 

まぁまぁできたんだけど、文章題の一つで引っかかった!

ソラ子、いわゆる数の操作は問題なし。ただ、文章題になると、ちゃんと読まない…もしくは読んでも理解できていないで取り組んでいる?と疑いたくなる様子。

 

文章の中に2つの数字が出てきたら、「あぁこの二つの数字を足すか引くかすればいいんだな」みたいな理解。ちゃんと「何が分かっていて、何を求めなきゃいけないか」把握しているのかどうかが怪しい…。

 

例えばA君はB君よりも6個少なく消しゴムを持っている。A君は5個持っているとしたら、B君は何個持っている?

 

みたいな問題。ソラ子6-5=1みたいなことをやったりする。

 

え、「A君はB君よりも6個少ない」っていうことは、どっちが数多く持っているの?みたいに、確認して考えさせなきゃいけない。

 

これ、スペイン語だから苦労しているのかしら?と思って、おかーさん、スペイン語と英語で問題を作ってやらせてみた。

 
うーん。英語のほうがわかりやすいみたいだったけど、だからと言って、英語だったら絶対間違えなくて、スペイン語だと間違える…ってものでもない…。英語でも混乱するときはあって。
 
更にもっと問題を作ってみた。今度は日本語版も用意。
 
 
結局、日本語でも間違えるときは間違えていたから、どの言語でも同じ!要は、英語でもスペイン語でも日本語でも、この程度の短い文章だったら読むことはできる。読み上げることは何の問題もないけれど、読んで理解しているか!!!というところが、どの言語でも今一つ。どの言語でも、読み上げながらその意味をちゃんととらえて、頭の中で整理・考えているか…というと、そこが弱いんじゃないかしら。
 
あと。時々感じたのは、ソラ子、読み上げて答えを出すことはすらっとできても、じゃあそれを式にして表して…となると、そこで混乱したりすることもある。読み終わって、その場ですぐ指を使って計算して、正しい答えをパッと言って。おぉ、できた!と思っても、じゃあまず式を書こうか…と言うと、式がおかしなことになって、その式を解こうとして、答えが変わってしまう(足し算を引き算にしちゃったりするから)。
 
あ~なんかこの子、少し危うーい。
よく「文章題が苦手な子は、読解力がないから」とか言われるじゃないねー?
うーん、そうなのかもなーと、思い当たる節が無きにしも非ずー。
昔からうっすら感じている、ソラ子の「言語の弱さ」が、こういう形に出ている気がするー。
ここのところずっと絵本から児童書への移行も、難航しているのよね。絵がなくなったときに、文章だけを読んで楽しむことがまだできずにいる状態なんだと思うの、この人。
まずいまずい、ちょっと頑張らなくっちゃよー。っていうか、どう頑張ればいいのー?