ソラ子の算数の宿題。毎度のことだけど、2014年から始まったCommon Core(学習指導要領的なもの)のせいで、算数なのに「言葉で説明しなさい」的な問題が多い!!

まず、スペイン語を読むことがひと課題。それはそこまで大変じゃないの、まだこのレベルだったら。
次の課題は、「え?いったいなんて答えてほしいの??」ということを理解する…とりあえずこういう答えを求めているのかな?と解釈すること。
これが結構大変。
 
例えばこの問題。
りんごを5個、バナナを5個持っている。フルーツを全部で5個だけ持っていけるとしたら、どういう組み合わせで持っていけるか?隣の表を使って解きなさい…みたいな問題。
 
で。
表のうち、バナナの欄は、表の下側に向かっていくにあたり、数字は小さくなるか大きくなるか?
答え:どんどん小さくなる
これはいいのよ、簡単。
 
で。次に。「どうしてそれがわかる?」と。
えーーーどうして…って。どう答えてほしいの?
おかーさん、戸惑うわー。
ソラ子の答え…矢印を引いて「Por que alli」=だって、あそこ。(表を見ろ…と言いたいのだと思う)
いやぁーーーーおかーさんも同感だけど、それじゃまずいんじゃないの?
 
でも、だからと言って、じゃあ何て言えばいいの?
うーむ。
こういう時に、助かるのがカイカイ☆
 
カイカーーーイ、悪いんだけど、手伝って。これ、どういう答えを求めてるのー?と聞ける。
こういうことを言えばいいの?それともこういうことを言えばいいの?いったいなんて言ってほしいの?と相談できる。
だってカイカイ、4年前に似たようなことをやったからー。(Common Core…カイカイがキンダーに入学した年からスタートしたのよね。)
カイカイはCommon Coreがどういったことを求めているか…経験から答えられるのよ。
 
そして、カイカイの意見を聞いた後で。
更には
 
じゃ、それどうやってスペイン語で言うの?と。そこも聞ける。
すごいよーカイカイ。ペラペラぺらってなんか言ってくれる。
もう、カイカイのスペイン語とおかーさんのレベルとでは差がありすぎて、おかーさん、カイカイが何を言っているのかわからないんだけどね…。
2年生くらいまではどうにかなったんだけどねーそれ以降は、もうぐぐぐーっとカイカイのほうがスペイン語力上がっちゃって…。
 
いやぁーーーーカイカイがいて、ホント助かったーーーー。そう思う瞬間。
ソラ子の宿題の役に立つ!!!
 
おとーさんにこの話をしたら。
「でも、カイカイがFirst Gradeの時はどうしていたの?」と。
 
うん、いい質問ね。
答えは…カイカイはとても優秀だったので、学校で自分で学んできた力で、自分の宿題を解くだけの力量があったのだよ!!!
スペイン語で何て言えばいいかわからない…ってことは時々あったけど…例えば算数の問題において、「この問題はどういう答えを求めているのか」を少なくても英語もしくは日本語で説明してくれるだけの力があったから、あとはどうスペイン語に訳すか…で済んだ。
 
あ、別にソラ子が優秀じゃないってわけじゃないのよ!こう書くと、また「カイカイはすごくてソラ子はすごくない」みたいな比較に聞こえてしまいがちだけど。そうじゃないの!
だって、ソラ子のお友達のママたちも、複数の人が「あの算数の宿題、なんなの?なんて答えていいのか、わからない」ってこぼしているもん。だから、子供たちもうまく説明できないし、親も助けたいけど、「いったいなんて答えてほしいんだ?学校では何て教わっているんだ?」って状況は、ソラ子とおかーさんに限ったことじゃないの。
ただ、単に、カイカイが特別だったんだろうな…と。改めてそう思っただけ。おかーさんはラッキーだったんだな…と。
 
以上、今日おかーさんが感心したことでしたー。