日曜日。おとーさんと交わすハグ。

ここはどこかというと、家から1時間半くらい内陸にある施設。
 
重たい荷物を自分で背負って、えっこらえっこら。
チェックインを済ませたよ。カイカイはキャビン8:ネバダって言うグループに入るみたい。
月曜日にネバダから帰ってきたばかりのカイカイが、ここでネバダチームに入るとは…奇遇。
キャビン8に行くと、入り口にカイカイの名前も書かれていたよ。Welcome!!だって。
カイカイ、これから6日間、このキャビンで生活するの…。これ、カイカイのBig 10バースデープレゼント。親から離れて6日間、同年代の子と寄宿生活です。おかーさんとカイカイ、今まで離れ離れで過ごしたことって、最長で1日なのよ!ソラ子の川崎病1週間入院の時も、寝るのは別々だったとしても、日中は顔を合わせたりしていたからさ。これから5泊も顔を合わせないなんて、未体験ゾーン。
 
このキャンプ、YMCAのウェブサイトで見つけて、カイカイにやってみる?と聞いたら、何のためらいもなく「うん!」と二つ返事。
ハリーポッターも寮生活だし、パーシージャクソンも基本サマーキャンプが舞台の話だからね。ウェブサイトで写真を見て、「ぼくもやってみたい」と思った模様。
 
そんなわけで。まぁちゃんやじぃじばぁばからのお誕生祝いもお金にしてもらって。これまでにも頂いて使っていなかったお金も総動員して(カイカイの了解のもと)、ドドーンとキャンプ参加です!!!今年は日本にもいかないし。これが10歳の夏のいい思い出になってくれればいいなぁ~。
 
ドロップオフの時は、親は長居しない方がいい…というアドバイスもあって、キャビンに荷物を運び入れて、カウンセラーの一人に軽く挨拶をして、すぐに立ち去ることに。
去り際、下からロッジを見上げる。多分、あの窓の部屋で、ほかのキャンパーと一緒にいるはず。カイカイ、誰も知り合いもいない(子供によっては友達と一緒に参加している子もいる模様)中、ドキドキしているだろうなぁ。まぁ友達を作るのはうまい方だし。どこに行ってもうまく溶け込んできた実績があるから、大丈夫だとは思うけど…多分、おかーさんのほうがドキドキしていて、おかーさんのほうがさみしがっているんだろうなー。
 
おとーさんも、「なんかカレッジに行くときみたいだな」って。そうなの、アメリカでは高校を卒業してカレッジを始めるときに親元を出るのが一般的で。こうして夏に、学校の寮なんかに荷物を運び入れて、「じゃあね」ってお別れするって言うのが、ひとつの風物詩…。8年後にそんな日が来るんだろうなぁ…って。今回はその予行練習?疑似体験?家で荷造りしているカイカイを見ているときから、不思議な気分がしていた。
 
でもいきなり18歳のお別れを体験するよりも、こうして少しずつ、親が側にいない世界っていう経験を積んでいくのがいいんだろうなって思う。親がいなくても自分で自分の行動をしっかり管理する…そういう経験、あったほうがいいはず。
 
帰りにキャンプの施設をちょこちょこ撮影。こんなロッククライミングの壁。
カイカイはやるかしらね?どうだろう?
 
バスケットコート発見!これはいいね。
ここでキャンプファイアーをするのかな?
そういえば、カイカイがやりたがっていた、アレはどこだろう?まさか、「ない」なんて事ないよね?と思ったら…
あった!!車から撮影したからわかりづらいけど、これ、アーチェリー場。カイカイ、アーチェリーにチャレンジしてみたいんだって。
 
そして、もう一つ!確かカヌーができるのよ。この湖でやるのね、きっと。
うん、きっとカイカイ楽しい体験をして帰ってきてくれるはず!
 
帰り道。カイカイの席が空いたので、この方が代わりに…。
すっごい快適そうに、大爆睡されてましたよーーーー。